みなみかわ 元本格派漫才師の素性暴露 相方をとんでもないキャラにした若手芸人に怒声「世に出せよ!」

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　お笑い芸人のみなみかわ（42）が、26日放送のテレビ東京「ゴッドタン」（土曜深夜1・50）に出演。ある芸人を“痛烈批判”する一幕があった。

　この日は人気企画「みなみかわの相談相手オーディション」を実施。そこに登場したのが、お笑いコンビ「リンダカラー∞」Den（31）だった。

　芸歴9年目のDenについて、みなみかわは「自分の信念を曲げてまで売れようとするハングリーさが素晴らしい」と褒めているようで、けなすようなコメントを投げかけた。

　元々「リンダカラー∞」は、コンビで正統派の本格漫才をしていたが、路線変更した。Denはたいこー（31）とM−1の準々決勝まで進出したこともある。そのことに、みなみかわは「本格派でやっていきたいところを捨てて」と話すと、Denは「捨てた、というのはやめてください」と否定した。

　だが、話題はキャラ設定に及ぶ。相方・たいこーは元々はツッコミだったが、今やトリオの中で「信者」というキャラに変更になった。みなみかわは「できないですよ。相方を信者に降格させて踊らせる。ここから頑張っていくには、その非情さが必要なのかな」と鋭く指摘した。

　Denはキャラ変更してまでも、たいこーと一緒にやることを「絆」と表現したが、話を聞いていた劇団ひとりは「本来はお笑いでツッコミをやって、笑いを取りたかったたいこー君に、あんな誰でもできる仕事をやらせて」と強烈ツッコミ。また、みなみかわも「たいこーは“俺だって普通に話したいよの番組”のラジオトークを300回も更新している。1人ラジオ。それをこいつはひた隠しにしているんですよ！たいこーを世に出せよ！」と活気を強めた。

　困ったDenの前に、ついにたいこーが番組に登場。たいこーは「俺も迷う時があるんです。芸人なのか、信者なのか、分からなくなる時がある。ネタの時は目の前が真っ白になる」と現状を告白した。過去に1人だけ番組に呼ばれなかった際に、Denが「落選」と表現したことも傷ついたと吐露。そのため筋トレや体を張ったギャグなど自らキャラをつくっていることなどを明かした。

　その後「わさびを鼻に詰める」というネタを披露。「たいこーがどんな思いでやっているのか、お前もやれ」と劇団ひとりに挑発されたDenは、体を張った芸をやらされ、最後は「ごめんね」と謝罪していた。