遠野なぎこが30年間悩まされている摂食障害とは 死に至ることも...レディー・ガガや鈴木明子さんも

2025年4月28日(月)19時59分 スポーツニッポン

 女優・遠野なぎこ(45)が28日、都内で行われた映画「渇愛」(5月16日公開、監督岩松あきら)の完成披露上映会、舞台あいさつに登壇。摂食障害の経験を語った。

 食行動を中心にさまざまな問題が生じる摂食障害。拒食症(神経性やせ症)と過食症(神経性大食症)に大きく分類されるが、ひとつの原因によって発症するのではなく、社会・文化的要因や心理的要因、さらに生物学的要因が重なって起こると考えられている。中でも拒食症の過食・嘔吐型は死亡率が非常に高く、決して看過できない病気だ。発症にともない、別の病気も併発する可能性も高い。年齢や性別を問わず、多くの人が病と闘っている。

 歌手のレディー・ガガテイラー・スウィフトなども、10代で悩んだことを告白。フィギュアスケート元五輪日本代表の鈴木明子さんも、18歳で発症したことを公表している。

 遠野も、15歳のころから摂食障害と闘病。30年経過した現在も重い症状に悩まされている。周囲の理解を得られず「甘えとか贅沢病とか言われて…」苦しんできた過去を回顧しながら、過度なダイエットや謝った食生活の認識をしている若者に対し「芸能人、女優さん、モデルさん…無理されてる方がいっぱいいらっしゃるし、単に食べても痩せる方もいらっしゃる。みんなすごく苦しんでるんですよ。そんな人たちには絶対に憧れないでほしい」と涙ながらに訴えた。

スポーツニッポン

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