少年忍者・北川拓実 初のミュージカル主演「人一倍頑張って作り上げていかないと」

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　ジュニアの17人組「少年忍者」の北川拓実（21）が28日、大阪市内で主演ミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」（6月5〜15日＝東京・よみうり大手町ホール、21日＝大阪・森ノ宮ピロティホールなど）の取材会を行った。

　極端な政治によって「チョコレート禁止」になってしまった国を舞台に、これに立ち向かう若者の姿を描く話題作。北川にとっては、これが初めて挑戦する本格的ミュージカルで「僕自身、ミュージカルは目標であり、ひとつの夢だったので、それがかなうのが光栄でうれしい。だけど、共演者を見てプレッシャーも感じています。ボクが一番頑張らないといけないし、足を引っ張っちゃいけない、人一倍頑張って作り上げていかないと」と責任感を漂わせた。

　「チョコレート」が大きなキーワードとなるだけに席上では「バレンタイン」の話題になったが「あんまり、無縁というか。お母さんとかにもらったことはあるけど、同級生とかからもらった記憶はないんですね。学校ではもてないタイプ（笑）。ボクって不思議というか“何考えてるか分からない”って言われてたんで。ボクの記憶では（チョコを）もらった記憶がない。悲しいですけど」と苦笑いだった。

　事務所の先輩である京本大我（30）らが、大作ミュージカルで躍動するのを見てあこがれていた。その京本からは前日まで立っていた舞台「君のクイズ」の楽屋のれんももらった。「（京本には）ぜひ見に来て欲しい。“オレもこれぐらいできるぜ”というのを知って欲しい。憧れのいい先輩だけどボクも追いつきたいし、切磋琢磨（せっさたくま）していきたい」と夢を膨らませた。京本については「歌、オーラ、本当に王子さまみたいでカッコイイ」と絶賛。憧れの存在に「嵐」の二宮和也（41）の名も上げ「アイドルもできて、お芝居もすごくて。ボクもいずれはそういう風になっていきたい」と話した。

　取材会では、前日27日まで舞台「君のクイズ」で共に主演していたメンバーの小田将聖（18）が今月いっぱいで事務所を退所することにも言及。「一番は“お疲れさまでした”と言いたいですし、寂しさもあるし、これからも一緒にやりたかったけど、彼はやりたいことがあって突き進む。格好いいな、と思うし、違う場所になるけど頑張ってほしいし、ボクはこっちで一生懸命、お互い“頑張ろう”という気持ちです」とエールを送った。