「挑戦者の練りに練った作戦」藤井聡太名人VS永瀬拓矢九段、注目の“空港対局”は意表の出だしからスローペースの展開に/将棋・名人戦第2局

2025年4月29日(火)12時8分 ABEMA TIMES

 将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第2局が4月29日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で行われている。注目の一戦は、後手番の永瀬九段が「3三金型角換わり」を志向。やや意表の作戦選択となった。

【映像】藤井名人VS永瀬九段 注目の第2局

 藤井名人の開幕2連勝か、永瀬九段が追いつき1勝1敗のタイとするか。空の玄関口・羽田空港を舞台に争われている第2局。午前9時に始まった本局は、後手番の永瀬九段が変化球の「3三金型角換わり」を志向。ABEMAの中継に出演した佐藤和俊七段(46)は「いつもの角換わりとは違って、挑戦者の練りに練った作戦。一手一手が難しい」と印象を語っていた。

 永瀬九段には周到な準備があると見られており、藤井名人は腰を据えてじっくりと熟考する様子も。ともに腰掛け銀模様の駒組みから、しばらくはスローペースでの進行が見込まれており、挑戦者が描く構想に大きな注目が集まっている。ともに解説を務めた伊藤真吾六段(43)は、「いろいろな手が見えるところ。永瀬九段は手待ちの方針で、藤井名人は良い形を作って万全の体制で仕掛けを狙っていきたいところだと思う」とコメントしていた。

 持ち時間は各9時間の2日制。

【昼食の注文】

藤井聡太名人 黒毛和牛ひつまぶし御膳
永瀬拓矢九段 握り寿司盛り合わせ「司」

【昼食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太名人 7時間20分(消費1時間40分)
永瀬拓矢九段 8時間6分(消費54分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

ABEMA TIMES

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