「え?え?本当ですか、AIさん?」と実況パニック 会心の三面張リーチ、まさかの残り1枚という悲劇/麻雀・Mリーグ
2025年4月29日(火)11時40分 ABEMA TIMES

会心の三面張リーチ、しかし表示された残り枚数は…。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、4月28日の第1試合でTEAM雷電・黒沢咲(連盟)が南1局に、満を持してのリーチを打ったものの、周囲の予想を大きく下回る残り枚数に驚きの声が続出する一コマがあった。
南1局、黒沢は2万8800点持ちの3着目だった。チームは試合前時点でリーグ5位。ファイナルシリーズに進む4位以内に入るためには、同4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部を上回る着順を取るのが絶対に必要で、願わくばトップ・ラスを決めたい試合だった。チャンスは必ず活かしたい黒沢は、赤牌を含んだ面子1つの配牌と、決して恵まれた配牌ではなかったものの、すぐにマンズで面子を1つ完成させると、さらにツモは伸びて9巡目にソウズでも面子が完成。3・6・9筒待ちの三面張でリーチを打った。

既にリーチ・平和・赤・ドラで満貫確定、高目の3筒・6筒をツモれば跳満まで見える絶好機だけに、放送席の実況・日吉辰哉(連盟)のテンションも急上昇…するはずだったが、ここで急ブレーキがかかった。AIによる待ち牌表示はなんと「1」。日吉はたまらず「え?え?え?え?」と何度も繰り返し、さらには「本当ですか、AIさん?」と、三面張ながら残りは9筒1枚であることを信じられないといった様子だった。
ファンからも「そんなあああ」「1枚w」「嘘やろ」と戸惑いの声が寄せられたが、この日の黒沢は勝負強さが光り、その9筒をツモ。裏ドラも乗せて見事に跳満に仕上げていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)