フジ新バラエティ、MCに今もっとも勢いのある芸人・後藤輝基を迎えるも企画倒れ!?

4月29日(火)14時0分 メンズサイゾー

 大物演歌歌手の山本譲二(64)がスタジオで過去の浮気を謝罪するために土下座して話題となった、今年1月放送の『芸能界が認めた100人』(フジテレビ系)が、28日から『ジャネーノ!? 教えてウワサの芸能人』としてレギュラー化。メイン司会に、今もっとも勢いのある芸人フットボールアワー・後藤輝基(39)を迎え、新たなトークバラエティをスタートさせた。


 番組冒頭、「フジテレビの月曜日、新たに始まるトーク番組」「月曜夜はコイツに任せて」と、あまりにも大げさな口上で登場した後藤。ゴールデンタイムの全国放送2本目となるメインMCに、本人も若干照れる素振りを見せ、ゲスト席に座る先輩芸人のロンドンブーツ1号2号田村淳(40)に、「すごいやりにくい。いつもと逆じゃないですか」と違和感を訴えていたが、まずそこを自分でツッコむことによって、場を掌握しようと試みているようでもあった。


「後藤さんとすれば確かにやりにくいでしょうね。とはいえ、バラエティというのは実力主義ですからね。芸人さんの世界は縦社会でしょうけど、番組を作る側には関係ありませんから。後藤さんのように勢いのある芸人さんを抜擢するのは当然だと思います。特に月曜夜8時というのは、長年、ダウンタウンさんの『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)が放送されていた枠ですからね。きっとフジテレビとしても息の長い番組にしたいという思いが強いのでしょう。だからこそ、まだ30代の後藤さんにメインを任せたのだと思います」(業界関係者)


 前回放送された『芸能界が認めた100人』の際には、ゲストとして千原ジュニア(40)が出演し、メインMCの後藤を補佐する形で進められていたが、今回はその役割を淳が担当。実力者揃いの中堅芸人を贅沢にキャスティングしているのも、前出の関係者が言っていたように、それだけフジテレビが気合いを入れている証拠だろう。

 「フジテレビの新時代を飾る新世代司会者の新型トーク番組がスタート」と銘打たれ、「トーク番組の常識を覆す企画が続々登場」「なにが起こるか分からない白熱のクロストーク」などと大げさに煽って始まった番組だったが、その内容は「菊地亜美(23)のイビキがすごい」や「ノブコブ吉村の単独ライブがつまらない」といった程度のもの。さらには、「中村アン(26)はタオルやシーツを洗わない」と番組ではリークしていたが、そうした情報もすでに昨年には他番組で取り上げられているものだった。唯一見所だったのは、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(33)の自宅生中継だったが、サプライズで村本の母が登場するだけで、刺激的な内容ではなかった。


 単に後藤の喋りやツッコミだけが目立ち、企画的には見所の薄かった『ジャネーノ!?』。番組後半には、「猫派芸能人VS犬派芸能人」という、今さら感満載のコーナーが放送されるなど、およそ「常識を覆す企画」とは思えない。乗りに乗っている後藤の抜擢は納得できるもので、その後藤もしっかりと自分の役割をこなしていたが、あまりにもありふれた企画では長寿番組になるのは難しいだろう。


 『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「食わず嫌い王決定戦」や、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「ゴチになります!」のように、たいていの人気番組には名物企画があるもの。後藤や出演タレントたちに任せっきりのような力技に頼った番組では、そうした名番組になるのは難しい。後藤の良さをさらに引き出すためにも、番組スタッフには、ぜひとも刺激的で新鮮な企画にトライしてもらいたい。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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