BE:FIRST、LAで初ワールドツアー開幕 RYOKIが再会誓う「すばらしい機会を本当にありがとう」

2025年4月29日(火)18時0分 オリコン

ワールドツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』を開催中のBE:FIRST

 7人組ダンス&ボーカルグループ・BE:FIRSTの初ワールドツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』がアメリカ・ロサンゼルス「The NOVO」で開幕した。

 2月に初のドームツアー『BE:FIRST DOME TOUR 2024-2025 “2:BE”』を終え、ドームアーティストとしてのスケール感を見せつけてから約3ヶ月。キャパシティ約2000人のThe NOVOに入場すると、ワクワクした表情を浮かべた観客の姿があった。場内にはメンバーがセレクトしたであろう洋邦の楽曲がBGMとして流れていた。

 開演時間の5分前、粋なSEが流れ、フロアから大歓声が上がった。「Let’s go!」という興奮した声を上げる観客も。初のワールドツアー初日を待ちに待っていた観客たちの期待が膨れ上がっているのが伝わった。SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人が姿を現し、最初から、歌、ラップ、ダンスを披露。すべてにキレと気迫が感じられた。ステージとの距離が格段に近いこともあり、メンバーの息遣いが間近で聞こえるような迫力があり、フロアから「We’ve been waiting for you!」「I love BE:FIRST!」といった声援が飛び交う中、すごみのあるパフォーマンスを見せつけた。

 世界を目指すための最低条件として掲げてきたデビューから3年以内での初のドーム公演を達成した約1年前、JUNONは「これから先どんな場所でライブをやっても自分たちの音楽ができるグループになれたと思う」と口にしていた。ワールドツアー初日においても、音楽との距離が近いからこそなし得るバイブスを乗せたアレンジを加え、一度きりのパフォーマンスを積み重ねていった。「Mainstream」の振り子ダンスやRYUHEIの地を這うような「ベイス!」という声をはじめ、数秒ごとに興奮の声が上がった。「Spacecraft」もイントロから悲鳴のような声が上がり、右肩上がりにスリルが増幅していくようなパフォーマンスに場内の熱気が高まった。ネイティブ並みの英語力を持つRYOKI、さらにRYUHEIもガンガン英詞のアレンジを乗せ、オーディエンスのテンションを上げていった。

 SHUNTOが「ありがとう!」と言った後、SOTAが「What’s up LA!? Have a fun?」と呼びかけると一斉に「YES!!」という声が上がった。SOTAが「Time to dance everyone!」と誘い、「Boom Boom Back」へ。ほかのメンバーも英語で合いの手を入れ、LAのオーディエンスの心をがっつりつかんだ。ドリルと和を掛け合わせて世界に照準を合わせた「Masterplan」の「M-A-S-T-E-R-PLAN」というフックでは特大のシンガロングが起こり、MANATOが思わず笑みを浮かべていた。「Boom Boom Back」「Mainstream」「Masterplan」という流れによって自らのルーツであるヒップホップとJ-POPを掛け合わせたBE:FIRSTブランドを確立し、世界への足掛かりにした。

 MCはほぼ英語で行われた。自己紹介をした後、7人が口々に初のワールドツアーが始まったことに対しての喜びと感謝をオーディエンスに伝えると、大きな歓声と拍手が巻き起こり、歓喜が広がっていった。しばらく英語でのトークが続く中、RYOKIがとても楽しそうに「Let’s go! Next song」と言って次の曲へ向かった。

 「This is BE:FIRST SOUL」と紹介して歌われたのは今のBE:FIRSTの開放的なバイブスが詰まった「Blissful」。7人はとても幸せそうにオーディエンスのシンガロングと一体化しながら、七者七様の珠玉の歌とダンスとラップを聞かせた。「俺らなら大丈夫 運命引き連れてド派手に行こう」「天辺で pop champagne 連れて行くから」「世界中が playground 味わうんだ」という歌詞が、たくさんのBESTY(ファンネーム)と一緒に未来に向かって行くための「Blissful」に聞こえた。

 LEOがふと「BE:FIRST is dreams come true」と口にした。結成から約4年弱、BE:FIRSTはドーム公演や憧れのアーティストたちとの共演など、多くの夢をかなえ、今また新たな夢の始まりに立っている。RYOKIが英語で「BE:FIRSTにとって初めてのワールドツアーの第一歩がLAです。すばらしい機会を本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。パフォーマンスを終え、7人は名残惜しそうに「Thank you!」「See you again!」と何度も言い、再会を約束した。

 LA公演の翌日、アメリカ・サンフランシスコ公演も終え、次は5月15日の台湾、台北公演が控える。7月5日のシンガポール公演まで全12都市で行われるワールドツアーとなる。

オリコン

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