「令和ロマン」くるま 吉本退所→活動再開 自粛発表動画で虚偽内容 ケムリ残留でコンビは継続
2025年4月29日（火）4時15分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるま（30）が28日、吉本興業を退所したことを発表した。相方の松井ケムリ（31）は事務所に残り、コンビとしての活動を継続する。くるまは2月、オンラインカジノを巡って警視庁から事情聴取を受けたことを公表し、芸能活動を自粛していた。退所後、活動を再開することも明らかにした。
くるまはこの日、コンビのYouTubeチャンネルに出演。騒動を謝罪した上で退所理由を説明。活動自粛を発表する際に無断で動画を配信したことが、吉本興業から問題視されたと明かし、自粛中に同社幹部社員と協議した際には「会社との信頼関係が壊れてしまった。くるま君が望むなら契約解除する」と言われたという。一方、テレビ局関係者は「無断で動画を出したことに加えて、発信した内容に虚偽があり、それが大問題になったようです」と話した。
くるまは元々、独立志向が強く、自身のオンラインカジノ問題が報道された場合は退所を考えていると周囲に話していたという。令和ロマンは昨年M—1グランプリで史上初の連覇を達成した実力派だが「くるまさんが辞めたことでコンビとして吉本の劇場に出るのはもう難しい。テレビ出演へのハードルも高くなるでしょうし、ネットの世界に活路を見いだすのかもしれません」（同関係者）と今後の見通しを語った。
吉本興業所属のコンビで1人が退所し1人が残っている例としてはキングコング、極楽とんぼ、ロンドンブーツ1号2号が有名。元SMILE—UP.（旧ジャニーズ事務所）のKinKi Kidsは堂本剛（46）が退所し、堂本光一（46）が残っている。
