大阪・吉村知事 目の前に積まれた“現ナマ”衝撃実話「政治家辞めてから言おうと思ってた話だけど...」
2025年4月29日(火)22時36分 スポーツニッポン
大阪府の吉村洋文知事(49)が29日、YouTube生配信の「朝方まで生テレビ」に出演し、企業・団体献金にまつわる裏話を明かした。
番組では、企業・団体献金や業界団体への便宜などについてトーク。吉村知事が代表を務める日本維新の会は企業・団体献金を禁止しており、3月には立憲民主党と共同で法案を提出した。吉村知事は「企業・団体から何を受けているかといったら、金と票を受けているんです。金と票が源泉なんです、パワーの」と主張した。
実業家の西村博之(ひろゆき)氏が「医師会からもらってるから有利な構造にしようとか」と例を挙げると、吉村知事は「それをやらなかったら、逆にろくでなしですよね」と返答。「だから、その根本の仕組みとして、お金と人をもらうような制度はやめようって。企業・団体献金はやめましょうと言っていて」と続けた。
タレント熊切あさ美からは「絶対、受け取らないですか?」と念を押された。吉村知事は「絶対、受け取らない」と断言しつつも、「政治家辞めてから言おうと思っていた話なんだけど…」と前置き。「業界団体から支援させてくれと、僕のところは来ます。今くらいになってきたら、知事やるんでしょう?という話になって、それは受け取れませんとやっている。受け取ってません」と、献金は一切受け取っていないと言い切った。その上で、実際にあった衝撃的な出来事を明かした。
「あったのは、本当に応援してくれている、純粋に業界団体とかじゃなくて、“維新が大阪で頑張ってるよね。大阪が成長してきているよね。その政治姿勢が好きなんです”って言う、信頼できる人、企業の社長から、札束を目の前に置かれたことがあります。その時、現ナマだから、札束だから分かるんです」
目の前に積まれた大量の現金の束。「(束が)太いんです。太かったら、人間ね…。目に見えない、現金じゃなかったら、振り込みとかだったら、感覚ないじゃないですか?でも現金、札束、ホントに純粋な現ナマを積まれて、しかも業界団体の裏の思いとかもない、この人もこれ渡したらまずいよなというのがボンと置かれた時に、人間って…」。右手を前に伸ばしつつ、左手で必死に止めるジェスチャーとともに表現し、その現金を受け取らなかったことを明かした。