橋下徹氏 各党「減税案」“大合唱”に指摘 「どうせ選挙前だからでしょ?」昭和の政治から「脱却すべき」
2025年4月29日(火)15時39分 スポーツニッポン
弁護士の橋下徹氏(55)が29日放送のカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」にリモート出演。自民党を除く主要政党が次々と打ち出している消費税減税について言及した。
消費税減税を巡っては、立憲民主党が25日に、1年間に限って食料品の消費税率を0%に引き下げる案を夏の参院選公約に盛り込む方針を決定。公明党は参院選に向けた重点政策「減税や給付など効果的な支援」を行うという表現。日本維新の会は2年間の食料品税率0%、国民民主党は時限的な一律5%への引き下げを主張している。
自民は参院側で減税論が強まるものの執行部は否定的で、対応は決まっていない。
各党の「減税案」について橋下氏は「どうせ選挙前だからでしょ?本気で昭和の政治から脱却すべき」とズバリ一言。
自民党内の動きについて「選挙前だからとにかく選挙に勝てることしか考えてないですよ。ただ、これ野党も一緒なんです。野党も選挙前で自分たちの手柄をどうアピールできるか必死なんですよ」と指摘し、「物価高で国民が苦しんでいることを考えれば、食料品の消費税ゼロ1年間ということはみんな共通しているんです。あとはみんな枝葉のことをいろいろ言って、財源がないとか、いつからやるんだとか、何年間とか細かな話があるんですけど、(順序が)逆逆!財源を作ることを後に回すことはいくらでもできるんです。それを政治家たちは先に財源がなかったら消費税下げられないって。国民の生活を考えてないですよ」と自身の見解を述べていた。