浅香航大「登山」が心の支えに「見事にハマりました」 地上波初主演「三人夫婦」好演中...理想の結婚観も

2025年4月29日(火)8時2分 スポーツニッポン

 俳優・浅香航大(32)が、8日に放送をスタートしたTBS系ドラマストリーム「三人夫婦」(火曜深夜0・58)で地上波ドラマ初主演を果たした。タイトル通り、2人の男性と1人の女性で“夫婦”として生活していく…という、全く新しい結婚観を描いた物語で、それぞれが幸せを模索していく。物語にちなみ、自身の結婚観や幸せのあり方を聞いた。(中村 綾佳)

 多様性の時代とはいえ、夫婦のあり方としては稀有な設定となる「三人夫婦」。浅香が演じるのは孤独な堅物男・三津田拓三で、元カノからの連絡をきっかけに、元カノとその今カレとなぜか3人で夫婦として生活していく。拓三の元カノ・矢野口美愛を朝倉あき、その彼氏・里村新平を鈴木大河(IMP.)が演じ、自分らしい幸せを見つけていく物語だ。

 浅香に素の自分の結婚観を問うと「自分は性格的に三人夫婦という形は難しいかもしれないですね(笑)結婚願望はあります」と素直な思いを明かした。

 では、どんな結婚が理想なのか?その問いには「一緒に登山に行けるような夫婦がいいですね」と打ち明けた。

 実は今、登山にハマっているという浅香。取材時にも「おとといも登ってきまして、足が少し筋肉痛です。でも自然に触れると癒やされて、凄くリフレッシュになるんです」とくだけた笑顔で語っていた。

 登山を始めたのは1年前。もともと釣りやキャンプといったアウトドア好きで、キャンプ仲間に誘われたことがきっかけだった。

 「登山って装備をそろえるのに意外とお金もかかるし、なかなか手を出せずにいたんです。でも昨年、仕事が落ち着いたタイミングがあり“山に登ってみようかな”と思って。それで見事にハマりました」

 浅香は現在「三人夫婦」だけでなく、25日公開映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」や舞台「泣くロミオと怒るジュリエット2025」、さらにバラエティーや雑誌出演と多忙を極めているが「行ける時は月に2、3回行くようにしています」という。「友達と登ることもありますが、ソロでも登ります」といい、直近で登ったのは静岡・伊豆半島に広がる天城山と告白。「天気がよくなくかったんですけど…それでも凄く気持ちよかったです」と晴れやかな表情を浮かべた。

 登山をすることが、仕事にもいい影響をもたらしている。

 「都会にいて、いつも自分ではない何者かを演じている。もちろん大好きな仕事なのですが、山に登って自然と触れ合うことで心がリセットされますね。心が柔らかくなるというか…そういう感覚があります。頭もスッキリする。山に登ってリセットすることで、新たな気持ちで仕事と向き合うことができるんです」

 趣味の登山でリフレッシュをして、新たな気持ちで挑んだ「三人夫婦」。物語については「タイトルが衝撃的ですが、凄く見やすくて笑える明るいドラマです」という。「年齢や枠とか社会のルールとか、そういうしがらみから逸脱して、幸せを求めていく登場人物たちが一生懸命に生きている姿に勇気をもらえる。そんな姿が、誰かの背中を押してくれるかもしれません。自分らしく、自分の幸せのために向かっていいんだなと思える作品だと思います」と見どころを語った。

スポーツニッポン

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