藤井聡太名人が開幕2連勝なるか 永瀬拓矢九段が追いつくか!注目の“羽田空港対局”再開/将棋・名人戦第2局
2025年4月30日(水)9時5分 ABEMA TIMES

将棋の第83期名人戦七番勝負第2局は4月30日、挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が前日に封じた62手目が開封され、午前9時すぎに藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)の手番で再開された。
空の玄関口・羽田空港を舞台に争われている第2局。シリーズは藤井名人が先勝で防衛3連覇に向けて好発進しており、永瀬九段にとっては本局で追いつきたいところだ。午前9時に始まった1日目は、後手番の挑戦者が「3三金型角換わり」に誘導。構想合戦の一手一手が重く難しい将棋へと発展した。
じりじりとした展開から、1日目午後には千日手を巡る繊細な駆け引きが行われ、両者の心理戦が繰り広げられることとなった。永瀬九段は待ちの姿勢と見られていたが、開封された封じ手は開戦の意思を示す一手。意表の選択から、今後どのような激戦へと発展するのか。再開直後の進行から目が離せない。
“ビッグバード”の愛称を持つ羽田空港から、タイトルへ向けて飛び立つのはどちらか。持ち時間は各9時間の2日制。
(ABEMA/将棋チャンネルより)