「いよいよ戦いへ」藤井聡太名人VS永瀬拓矢九段 “羽田空港対局”は激戦へ突入!/将棋・名人戦第2局
2025年4月30日(水)12時4分 ABEMA TIMES

将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月30日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で第2局2日目の対局が行われている。構想合戦の重厚な戦いは、いよいよ本格的な戦いへ突入。藤井名人の連勝か、永瀬九段の反撃か。今後の展開から目が離せない。
空の玄関口・羽田空港を舞台に争われている第2局。本局は、後手番の永瀬が「3三金型角換わり」に誘導し、構想合戦の一手一手が重く難しい将棋へと発展した。1日目は千日手を巡る繊細な駆け引きが繰り広げられたが、前日に挑戦者が封じた一手は後手から開戦の意思を示すものだった。
ABEMAの中継に出演した中村太地八段(36)は「いよいよ戦いへ」と今後の進行に期待を込めたものの、「後手玉は薄い」と指摘。どっちを持って指したいかについては、「棋風が現れるところで、私は後手を持っていることが多い」と印象を語った。
戦いは中盤戦から終盤戦へと向かうが、「SHOGI AI」は両者互角の数字を表示。激戦が見込まれる今後、先に抜け出し主導権を握るのはどちらか。
持ち時間は各9時間。
【昼食の注文】
藤井聡太名人 五目焼きそばとミニチャーハンセット
永瀬拓矢九段 握り寿司盛り合わせ「司」
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太名人 3時間21分(消費5時間39分)
永瀬拓矢九段 3時間53分(消費5時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)