今夜の『恋は闇』あらすじ。惹かれ合い、一夜を共にした浩暉と万琴。次の犯行日が近づく中、万琴は犯行現場のある法則に気付き…?!<ネタバレ>
2025年4月30日(水)12時30分 婦人公論.jp
『恋は闇』(写真提供:日本テレビ)
日本テレビ系列で現在放送中の志尊淳さん・岸井ゆきさんのW主演ドラマ『恋は闇』(毎週水曜よる10時〜)。第3話「彼の秘密、彼女の決意」が4月30日に放送予定です。
連続殺人鬼と疑われる主人公・週刊誌のフリーライターの設楽浩暉を志尊淳さん。そして、浩暉に強烈に惹かれていくヒロイン・テレビ局の情報番組ディレクターの筒井万琴役を岸井ゆきのさん。万琴の高校からの親友で看護婦の内海向葵役を森田望智さん。万琴や向葵と高校からの友人で、正義感あふれる警視庁捜査一課・刑事の小峰正聖役を白洲迅さんが演じます。
主題歌『BEAT』は、21世紀生まれのソロアーティスト〈WurtS〉がドラマのために書き下ろした新曲。『あなたの番です』、『真犯人フラグ』の制作スタッフが送る、究極の恋愛ミステリー。
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「愛した男は、連続殺人鬼なのか——?」
なぜ、連続殺人は起きているのか。なぜ、男は彼女と出会ったのか。なぜ、男のアリバイが曖昧なのか。なぜ、男は犯人と同じものを持っているのか。なぜ、男はそこまで知っているのか。なぜ、2人は恋に堕ちたのか。
絡み合うすねての「なぜ」をたぐりよせ、「真実」へ近づいていく。
*以下4月30日放送回のネタバレを含みます。
<前回のあらすじ>
情報番組のディレクター・万琴は、世間をにぎわせている連続殺人【ホルスの目殺人事件】の取材現場で、週刊誌の有名ライター・浩暉と出会った。
スクープのためなら手段を選ばない浩暉のやり方に反発する万琴。しかし、そのジャーナリストとしての信念に触れ、心を開き始める。
その矢先、ホテルで目を覚ました万琴の目の前には、浩暉が…!
驚く万琴だが、実際は、寝ぼけた万琴が浩暉に水をぶちまけ、添い寝していただけだった。うろたえる万琴を面白そうにからかう浩暉。
【ホルスの目殺人事件】を捜査中の刑事・正聖と大和田(猫背椿さん)は、現場に残された靴跡から、犯人の履いていたスニーカーを特定。しかし、大量生産された人気モデルのため、犯人の割り出しに難航する。
警察署の前で張り込み取材をする浩暉と出くわした2人は、浩暉の履いているスニーカーが犯人と同じものだと気付き…。
一方その頃、浩暉はひとり夜道を歩きながら、舞い散る桜の花びらを見て、過去の記憶を思い出していた。——桜の木の下で花びらをキャッチしている少女の記憶——血まみれの浩暉の傍らで、壁にもたれて息絶えている女性の記憶——。
そんな中、万琴の番組では、【ホルスの目殺人事件】の独自取材を強化することが決定。万琴は総合演出の野田(田中哲司さん)から専属取材班のチーフに抜擢され、「絶対に遺族のコメントを撮って来い」とプレッシャーをかけられてしまう。
もともと遺族インタビューが苦手な万琴は、憂鬱な気分で4人目の被害者・花邑百合子の家へ向かう。
取材拒否の意思を示している遺族は居場所さえ分からない。現場に現れた浩暉は、ドギマギする万琴を楽しそうにからかいながらも、取材に協力する。
花邑百合子の通夜に参列後、浩暉と万琴に、百合子の両親から取材許可が下りる。実は2人は、香典袋にそれぞれ手紙を添えていたのだ。万琴は遺族の取材に悩む正直な気持ちをしたため、浩暉は犯人への憤りを手紙に綴っていた。そんな2人の思いが両親に届いたのだ。
インタビューに応じてくれた両親の思いに、万琴は取材したVTRを徹夜で編集。野田も「やりゃー出来んじゃん」と満足げ。しかし、本番直前、芸能界のビッグニュースが飛び込んできて、万琴のVTRは放送できなくなってしまう。
猛反発する万琴に、野田は「ネタは鮮度が命なんだよ!」。一方の浩暉も、朝までかかって原稿を書き終えたにもかかわらず、記事の掲載を延期されてしまう…。
浩暉と万琴は花邑家に足を運んで百合子の両親に謝罪。他のニュースに埋もれないタイミングで改めて放送、掲載したいと伝えるが、百合子の両親は「埋もれるって…あの子の死は、そんなに軽いですか?」。返す言葉のない2人に、百合子の両親は心を閉ざしてしまう。
帰り道。先に涙を流したのは、浩暉の方だった。「なんだよな、埋もれるって……」。そう言いながら肩を震わせて泣く浩暉を見て、万琴の目にも涙があふれ…。
泣きながら抱き締め合い、自然とキスを交わす浩暉と万琴。2人はそのまま万琴のマンションで互いを求め合い…。
一方正聖と大和田は、花邑家近くの自販機のカメラに映っていた車の持ち主に接触。しかし、事件当日のドライブレコーダーの映像は消されていた。
「おかしいな。おととい、記者の人に見せた時は、ちゃんと見られたのに」と、その記者の名刺を取り出す。記者の名前は、設楽浩暉——!
『恋は闇』(写真提供:日本テレビ)
<第3話あらすじ>
一緒に連続殺人【ホルスの目殺人事件】の取材をする中で、惹かれ合い、一夜を共にした浩暉と万琴。しかし、翌朝、万琴が目覚めるとすでに浩暉の姿はなかった。
万琴が目覚める前にアパートに帰っていた浩暉。押し入れから小さな缶ケースを探し出し、缶の中に入っていた小学校の時の名札を手にする。その裏には……。
万琴は取材現場で浩暉と顔を合わせるが、浩暉に何事もなかったかのような態度をとられてしまう。浩暉の真意が分からない万琴はモヤモヤしてしまう。
そんな浩暉と万琴の前に、事件の犯人と思しき人物の目撃者が現れる。4件目の犯行現場近くに住む男子中学生が、事件のあった4月4日の夜に現場付近で黒いレインコートを着た怪しい男を見たというのだ。
フードをかぶっていたため顔は見えなかったらしいが、男子中学生は浩暉を指し!?
犯人逮捕につながるかもしれない有力な情報を手に入れた万琴はさっそく番組で取り上げようとする。
一方、「信ぴょう性がない」と証言を一蹴する浩暉のもとに、刑事・正聖と大和田がやって来る。
事件当日、現場付近を通った車のドライブレコーダーから、『黒いレインコート男』が映っていたであろうデータが消えていることを問い詰める正聖。浩暉が消したのか、それとも…?
次の犯行が起こるであろう5月5日が近づく中、連続殺人犯を何としても止めたい万琴は、これまでに起きた4件の犯行現場に、ある法則が隠されていることに気付く。
5件目の犯行現場が浮かび上がる中、2人の恋にも新たな展開が……!
そして、謎めいた浩暉の過去が明らかに!!