宮司愛海アナ フジのバラエティー部門“解体”を説明「番組をなくすということではなく...」
2025年4月30日(水)18時33分 スポーツニッポン
フジテレビ宮司愛海アナウンサー(33)が30日、同局系「Live News イット!」(月〜金曜後3・45)に生出演し、フジ・メディア・ホールディングス(HD)がこの日、総務省に提出した再生、改革に向けた強化策について説明した。
元アナウンサーの女性が元タレント中居正広氏から受けた性暴力被害の事案について、フジHD金光修社長、フジテレビ清水賢治社長はこの日、総務省を訪れてコンプライアンスの強化策を報告。3カ月以内に実施状況を報告するよう求められていた。
再生、改革に向けた具体案は8項目あり、中には「編成・バラエティ部門を解体・再編 アナウンス室を独立へ」といったものも。宮司アナは自身も所属するアナウンス室について、「現在、編成局所属ですが、そこから独立させるということです。報告書の中でも、アナウンサーの立場のぜい弱性に対して指摘がありましたが、今後、番組の起用方法に関してもアナウンス室の権限を強化するということで、人権に配慮したマネジメントを目指すとしている」と説明した。
バラエティー部門の解体・再編については、「解体という言葉を使ってはいますけど、バラエティー番組をなくすということではなく、もちろんバラエティー番組の制作は続けていきます」と補足。「制作部門全体として解体し、再編するということで、今回の改革案では、バラエティー番組を作る上で組織のあり方を再編するものだとしている」とした。