フジ 約260億円の特別損失計上 繰延税金資産を取り崩し 3月期の業績予想を修正
2025年4月30日(水)18時5分 スポーツニッポン
フジ・メディア・ホールディングス(FMH)は30日、特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し、通期業績予想の修正について発表した。公式サイトで明らかにした。
30日に行われた取締役会で、特別損失の計上、繰延税金資産の取り崩しを行うとともに、2025年3月期の業績予想を修正することにした。
FMHおよびフジテレビが保有する固定資産について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来の回収可能性を慎重に検討。2025年3月期において、合計約260億円の減損損失を特別損失に計上する。
また、繰延税金資産の取り崩しについて、フジテレビに関する当期および今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討。結果、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額として約60億円を計上する。