青木さやか がん闘病時、医療保険に2つ加入も「結局出なかった。ひとつは全く出なかった」訳明かす
2025年4月30日(水)19時31分 スポーツニッポン
タレントの青木さやか(52)が30日、NHK「あさイチ」(月〜金曜前8・15)に生出演。8年前に肺腺がんと診断された時のお金の不安を明かした。
2007年に3歳年下のダンサーと結婚し、10年3月に長女を出産。12年に離婚し、シングルマザーとして再出発した青木は、同年にパニック症と診断された。17年には肺腺がんを患い手術し、19年にも2度目の手術を受けた。
診断された当時を振り返り、青木は「病気そのものの怖さというものもありましたけど、お金の今後の不安というのがとにかく大きかったですね」とし、「実際にお金も相当かかりました。セカンドオピニオン、私、病院を2カ所行ったんですけれども、検査で毎回数万円、交通費もかかったし。検査でこれだけかかるとは思わなかった」と語った。
また、「小学低学年の娘と2人暮らし 親にも、できるだけ誰にもがんになったことを知らさずに入院したということもあって、退院後に体が負担で動けなかったりするので、自分で食事を作るよりもデリバリーを頼むとか、タクシーに乗るとか、家に誰か手伝いに来ていただくとか」と出費が増えたという。そのため「病気の不安というよりも、ほかに考えなければならいことがあまりにあって。お金がとにかくかかりましたね。じゃあ働けなくなって、娘の学費どうするの?賃貸マンションのお金どうするの?働けないけど、出ていくお金っていうのがすごくて…」と不安を吐露した。
また、高額療養費制度については「安心につながりました」と語ったが、まさかの結果となったのが民間の医療保険。青木は「私も保険はしっかり入っていたんですけど。がん保険は2つ入っていた」としながらも「でも結局出なかったんです。ひとつは全く出なかった。ひとつは10分の1が出た」と明かした。
その理由は、青木が診断されたがんが、「上皮内がん」だったこと。「肺腺がんの上皮内がんっていう、早期だから、そこに当てはまらないというのが多いんですよね。手術の時に、青木さんの保険で降りない可能性があるからと先生に言われて、個室はやめた方がいいんじゃないかって」と明かし「がんに種類があるんだっていうことを知らなかったので、ちゃんと聞いてから入ればよかったなあと…」と語った。