フジ 4月の広告収入は「依然厳しい状況」取引先は前年度400社→90社に減 改善策には一定の評価も
2025年4月30日(水)19時54分 スポーツニッポン
フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の公式サイトが30日に更新され、第三者委員会の調査報告書を受け「フジテレビの再生・改革に向けた8つの具体的強化策及び進捗状況」について報告した。これを受けて、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長、フジテレビの清水賢治社長らが会見した。
会見では今年4月の広告収入について、回復傾向ではあるものの、「依然厳しい状況」であると報告があった。
スポンサーなどの取引先は、今年4月単月で約90社だという。また、前年度は取引先が約400社以上あったことが明かされた。
清水社長は「今現在の広告主の皆さま方には、私が行けるところは行ってご説明をしてまわっています。(第三者委員会の報告書を受け)3月31日に出した改善策などについては、一定の評価をいただいていると感じています」と説明。
そのうえで「ただし、フジテレビがどう変わっていくのか、世間がどう評価するのか、まだ見えてきていないと感じている。こうして外に向けて発表して、一歩一歩世間の皆さまに認められることで、信頼回復につながっていく。それを広告主の方々はご覧になっているんだと考えております」と展望を語った。