SKY-HI 「BE:FIRST」RYOKIの“婚約破棄トラブル”報道に言及「教育は不十分であった」
2025年4月30日(水)13時31分 スポーツニッポン
ラッパーで音楽プロデューサーのSKY-HI(38)が30日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身がプロデュースする、男性7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」のRYOKIこと三山凌輝(25)の婚約破棄トラブル報道について長文でコメントを発表した。
RYOKIは23日の「文春オンライン」で人気ユーチューバー・Rちゃんこと大野茜里(28)と婚約をしたが、婚約破棄でトラブルになったなどと報じられている。
SKY-HIは「RYOKIの件に関して自分としても早急にコメントを出すべきだと認識していたのですが、FLASHUPetoile様との事実確認やその他外部関係者を加えての調査をして、また何より本人とキチンと話をしてからでないとしっかりとしたコメントを出せないと思っていたので、そのヒアリングに時間がかかり結果コメントに時間を要してしまい、申し訳ありませんでした」と投稿し、このタイミングでのコメント発表を謝罪。「RYOKI本人とも、アメリカでも話をしましたが、先日の帰国後にすぐに時間を作って再度会話をしました。そして一昨日、B-Townアーキテクトにて配信をするに至りましたので、そこで話した内容をこちらにも記します」と記した。
「まず、信頼して応援してくださっている皆様を落胆させるような事になってしまって会社の代表、プロデューサーとして本当に申し訳なく思っています」と謝罪。「一方で本人から聞いている釈明とは違う部分も多く、擦り合わせて外部の弁護士や専門家と慎重に協議した結果、結婚詐欺等に当たる行為はない、との結論に至っています。ただ、交際関係からもつれる、拗れる様な事をしている時点で落ち度は充分にあるし、法律と関係なくBMSGの理念と反している行動があるとも認識していて、我々もそこを問題視しています。当然自分も思うところは少なくないので、しっかりと話をしました」とした。
「RYOKIに限った事ではなく、世に出るアーティストには関わる全ての人にリスペクトを持って誠実にいて欲しいと強く思っているので、そのスタンスからすると確実に棄損したブランドはあると思っています。立て直すのは相当の誠実さを持ってして取り組んで尚、簡単なことではないとも思っています。同時に、アーティスト部分のマネジメントを担わせてもらっている立場としての至らなさを痛感しております」と続けた。
そのうえで「BMSGはポリシーとしてアーティストに有利な契約にしていまして、分配率も一般的なアーティスト契約よりも大きいのですが、それが金銭感覚を狂わせていた側面もあると思います。その分アーティストに対して積極的に教育機会を作っていたのですが、RYOKIに関しての教育は不十分であったと言えます」と見解を示す。「各種講座の受講や指導等があればなにがどう変わったのかは結果論なので断言は出来かねますが、事実彼だけそれ等を受講させられずここまで来てしまいましたし、それに限らず理念の通底が図られていない自覚はありました。出来る事が全て出来ていたとは思っていないですし、絶対に2度とこの様な事が起こらない様にしなくてはいけないとも強く思っています」と思いを記した。
「一方で、真摯に全てに対して取り組んで、それこそBMSGらしくあろうとしてくれている他のアーティストにも本当に申し訳ないです。実際にBMSGが大事にしている物を同じく大事にしてくれている他の所属アーティスト達からも複数この件に関しては強い意見をいただきました。ここにも代表として頭が上がらない想いです」とSKY-HI。「実際のところ、少なくとも交際関係にあった方がネガティブに思っているのですから現在に至ってもそれに配慮すべきだと思います。また、個人間の交際中の出来事に対して公の場でやったやってないの水掛け論をすべきではないとも思っているので、襟を正して誠心誠意、活動を頑張るしかないと捉えています」とした。
「あまりに過剰な物には客観的な事実と擦り合わせた上で慎重に抗議するつもりですが、個人間の交際のもつれに過剰に反応したり出張ったりするというのも正しくないと思っています。また、事実かそうでないかに関わらず結果として公に出たから、イメージを棄損したから即処罰、というのはマネジメントのあるべき姿ではないと考えておりますし、それよりもそうならない、2度と誰にもそうさせない事を頑張りたいです」と記した。
「品行方正、聖人君子であれとは思いませんが、例えば会社や仲間に言えない事、もっと言えば他人に知られたくない事を出来る人になってはいけないですし、社会に接する面積が多い分ストレスも多い職種であるのは強く理解していますが、その責任を受けられる、想像力のある人間作りのために今後の自分のキャリアも改めて注いでいくと強く誓います。改めて、これまでの姿勢やビジョンを込みで我々を応援してくれている皆さまを落胆させてしまって本当に申し訳ないです。大変申し訳ありませんでした」と謝罪で締めた。