キラキライケメン宦官とは思えない姿に…「薬屋のひとりごと」李白と話し込む猫猫の前に現れたのは、まるで闇堕ちでもしたかのような壬氏だった

　モテ宦官の壬氏（CV：大塚剛央）が“ヤキモチ”でネガティブオーラ全開に！アニメ「薬屋のひとりごと」で、猫猫（CV：悠木碧）と武官の李白（CV：赤羽根健治）の楽しそうな様子に嫉妬する壬氏がホラー感満載で……。

【動画】嫉妬に狂ったイケメン宦官・壬氏（6分57秒ごろ〜）

　後宮を取り仕切る宦官の壬氏は、天女と称されるほどの美貌を持ち、男女を問わず虜にする魅力がある。自身の美しさに興味を示さないのが面白いのか、壬氏は猫猫に何かとちょっかいをかけてはつれない対応をされるのがお決まりのパターン。初めはそんな猫猫の反応を楽しんでいた壬氏だが、次第に猫猫へ好意的な態度をとるようにもなってきた。

　あるとき、猫猫と李白が最近頻発した事件や事故について、人目のないところで話をしていた。猫猫はそれらに女官の翠苓（CV：名塚佳織）が関係しているのではないかという推理をほのめかした。気さくで豪快なところのある李白は、「お前は見た目によらず賢いな！」と笑いながら猫猫の肩をバシバシと叩く。すると、どこからか「楽しそうだな……」という声が聞こえてきた。

　声がする方向にいたのは、柱の陰からジトーッとうらめしそうに猫猫と李白を見つめる壬氏だった。普段のキラキラとした笑顔は消え、どんよりとした負のオーラを放っている。猫猫は「別に楽しくありませんけど」とクールだったが、李白はギョッとして「では！俺はこれで！」と慌ただしく去って行ってしまった。

　部屋に戻った後も、壬氏は猫猫に「あの武官とはずいぶん仲が良いようだな」と絡むなど、しばらく機嫌が悪い様子だった。

　嫉妬する壬氏に「壬氏様かわいすぎかよw」「猫猫が他の男と話してるだけで、妖怪みたいになる壬氏」「壬氏さまwwwwホラーだよwwwww」など多くの視聴者がツッコミを入れたシーンだった。

　「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が放送されている。

(C)日向夏・イマジカインフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会