スザンヌの出稼ぎ批判から見えた「母親は“子供のため”以外は働いてはならない」という概念

5月1日(金)17時0分 messy

スザンヌオフィシャルブログより

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 3月に離婚を発表し、シングルマザーとなったタレントのスザンヌ(28)。彼女は離婚後、バラエティー番組で見かける機会がグンと増え、離婚にまつわるエピソードを話すことも多い。

 最新号の「女性自身」(光文社)ではそんな彼女の近況を知るため、熊本にいるスザンヌの母親を訪ねている。母親は現在孫であるスザンヌの息子の面倒を見ているようで、今後は自分やスザンヌの妹ら家族で彼女と孫を支えていくという。

 スザンヌは離婚してから東京でのテレビ出演のオファーが増え、子供と過ごす時間が減りつつある。彼女としてはシングルマザーになったことで「稼がなければ」という気持ちがあり、子供を実家に預けて自分は東京で働くという別居生活も辞さないらしい。

 このスザンヌの決断について、ネット上で賛否両論が巻き起こっている。「収入のためとはいえ息子さんがかわいそう」「自分がテレビに出たり裕福な暮らししたいからでしょ?」といった否定的な声に対して、「これがシングルファーザーだったら誰も文句言わない」「母親は稼ぐのセーブしてそばにいろってこと?」との反論もある。



 ネットの声にもある通り、もしもスザンヌが男性でシングルファーザーであったなら世間の声は違っていただろう。「子供のために頑張って稼いでほしい」と賞賛する声がもっと沸いたかもしれない。しかし、そうではないのはスザンヌが女性であり母親であったから。シングルマザーでもそうでなくても、「母親は子供のそばにいるべき」「子供のために、お金がないから仕方なく……という理由でなければ母親は働いてはならない」という概念は根強い。

 もちろん、スザンヌも子供のそばにいたい気持ちはあるだろう。実家のサポートを受けながら地元の熊本で仕事ができれば一番いいのかもしれないが、熊本に近い福岡は元夫の斉藤和巳氏の活動拠点であり、離婚した今となってはスザンヌがその近辺のローカルタレントとして活動するのは難しいという可能性もある。ならば、今仕事のあるうちに東京へ出稼ぎに行き、今後のためにも十分な貯蓄をしたいと思うのも理解できる。

 そもそも、スザンヌ自身がタレント活動を希望していたとして、何がいけないのだろうか。仕事を優先するがあまり、育児を放棄するというのはあってはならないことだが、子供がいても実家のサポートがあったり家事などを外注して自身のキャリアを築くことは誰に咎められることでもない。

 近年、女性の産後の社会復帰を推進しようとする動きがありつつも、それがなかなか叶わないことも多いのは「母親が働く=子供がかわいそう」という認識が蔓延しているのもひとつの要因ではないだろうか。スザンヌのように子供を産んでも働きたい女性が批判の的になっているうちは、少子化問題も一向に解決しないだろう。
(シュガー乙子)

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