ももクロ、舞台女優としてアイドル封印・サイリウム禁止! 初日を前に「ただただ緊張しています」

5月1日(金)18時25分 Techinsight

ゲネプロ前に会見に登場したももいろクローバーZ

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「緊張しています」「ドキドキしています」メンバーの口からそんな言葉が何回飛び出しただろう。4月30日、ももいろクローバーZ(略称:ももクロ)の本格的な初舞台となる『幕が上がる』初日を前に会見とゲネプロが行われた。アイドル・ももクロではなく、舞台女優・ももクロとして会見に臨んだ5人。お馴染みの“自己紹介”も全員で「ももいろクローバーZ!」と指を前に突き出す決めポーズも、この日は封印。女優として率直に心境を語り、精一杯に演技した。

初日を翌日に控え、ももいろクローバーZの5人(百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、有安杏果、佐々木彩夏)と演出を務めた『踊る大捜査線』などで知られる本広克行氏が、Zeppブルーシアター六本木での会見に登壇した。

百田は「会場の客席はこの半分ぐらいがいいな」と本音を明かし、「本番は一番後ろのお客さんまで生き生きとした声が届くように頑張りたい」といつものように笑顔で誓った。玉井も「すごくドキドキしています。会場の雰囲気が私たちのライブとは全然違うと思うので、ただただ緊張しています」と初めての舞台での芝居に緊張を隠せない。


「演劇は楽しいですか? またやりたいですか?」と問われた5人は、高城が「今は楽しめる余裕がない。いっぱいいっぱいです」と心境を語ると、玉井は「平田オリザさんに“27公演中、24公演ぐらいから楽しくなってくるよ”って言われました。それより前に楽しくなるといいな」、百田は「終わった後にはそう思えるように頑張りたいです」、佐々木は「千秋楽にはアドリブも入れられるぐらい楽しめるいいなと思います」、そして有安は「ライブでもお客さんの気持ちと一緒になることがあるので、その空間を作れるように頑張ります」とそれぞれに不安と期待が、ドキドキとワクワクが入り混じっている様子だ。


本広氏は、「劇中に振りたくなるところがあるけどサイリウムは禁止です。カーテンコールで振る分にはいい」とモノノフ(ももクロのファン)にお願いした。あくまでもアイドルではなく、プロの女優としてももクロを見ており、真剣に舞台づくりをしている証である。

会見を終えて、これからゲネプロを観て記事を書くであろう記者たちに向かって百田が「お手柔らかに〜」とちゃっかりお茶目にお願いして舞台袖に去って行き、報道陣から思わず笑いが漏れた。

平田オリザ氏原作の『幕が上がる』は、今年2月28日にももクロ主演で映画としてすでに公開され、ももクロの5人は舞台でも同じ役を演じる。ただし、映画の内容をそっくりそのまま舞台化したわけではない。同作は、全国大会を目指す、高校の弱小演劇部員5人(ももクロ)をメインにしたストーリー。劇中では演劇部の演目として宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を演じる。

ゲネプロではももクロの他に7人の若い女優たちが演劇部員役として加わり、部活を通して友達と真剣に向き合う青春群像劇で客席を魅了した。そこに緊張の色は見られなかった。


舞台『幕が上がる』は、5月1日 (金) 〜2015年5月24日 (日)の日程で公演が決まっているが、すでにソールドアウト。そこで千秋楽公演のライブビューイングが決定した。5月24日18時開演の舞台を全国の映画館にて上映する。アイドルを封印して女優として真摯に取り組む彼女たちがこの舞台を終えたとき、劇中の演劇部員のような成長をどのように遂げるのか今から楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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