あまりにも強いMVP!醍醐大、究極の“ニブイチ”大正解の衝撃倍満で大トップ 自身初のファイナルへ「近藤監督を胴上げしたい」/麻雀・Mリーグ

2025年5月2日(金)10時5分 ABEMA TIMES

 MVP男は大事なところを間違えない。「朝日新聞Mリーグ2024-25」セミファイナルシリーズ、5月1日の第2試合はセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)が倍満ツモで逆転トップ。難しい選択をズバリ正解、一発ツモの大砲を打ち上げ、試合後は「近藤監督を胴上げしたい」と自身初のファイナルへ意気込みを語った。

【映像】醍醐、究極の“ニブイチ”大正解の衝撃倍満

 第1試合は竹内元太(最高位戦)が2着。上位2チームとの差を少しでも詰めてファイナルへ進むため、最終戦もポイントを積み重ねたい。そんな状況で始まった当試合は起家からTEAM雷電・本田朋広(連盟)、醍醐、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びでスタートした。

 醍醐は東2局の親番、仲林のリーチに2・5索待ちで追っかけると、望外の赤5索を捕らえてロン。リーチ・タンヤオ・赤の7700点を入手した。その後はライバルのツモが続き、東4局2本場は本田へ3900点(+600点)の放銃。ほぼ原点で南入した。

 南1局、醍醐はドラ二万を1枚使いメンゼン進行。その後、ドラが暗刻になり大チャンスを迎えた。親の本田が仕掛けて5・8索待ちのタンヤオをテンパイすると、直後に醍醐もテンパイ。カン6索かカン8索の選択で、醍醐は前者のリーチを決断。本田への放銃を回避すると、一発目に引いたのは大正解の6索だ。リーチ・一発・ツモ・ドラ3・赤・裏ドラの1万6000点が炸裂し、一気にダントツとなった。解説の土田浩翔(最高位戦)は「これはもう納得ですね、さすがMVP!違うねえ!」と醍醐の勝負強さに脱帽した。このアガリを活かして逃げ切った醍醐。チームは3位でファイナル進出を決めた。

 試合後は南1局の倍満について「いる可能性がちょっとでも多い方にする」「うれしかったですね、もう」と振り返った。チームはこのシリーズ、全20試合でラスなし。333ポイントを積み重ねた。この数字に醍醐は「キリがいいですね」と満足げ。さらに「ここまでは本当に理想的な展開で来ている。なんとか決勝もこの調子を崩さず、近藤監督を胴上げして、優勝したいと思います」とコメント。頼もしい言葉にファンからは「ディエゴNICE!」「誠一さんを胴上げしよう」「わっしょい誠一わっしょい誠一」と多数のコメントが集まった。

【第2試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)3万7900点/+57.9
2着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)3万2000点/+12.0
3着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)1万9100点/▲20.9
4着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)1万1000点/▲49.0

【5月1日終了時点での成績】

1位 赤坂ドリブンズ +714.8(20/20)
2位 U-NEXT Pirates +626.7(20/20)
3位 セガサミーフェニックス +512.9(20/20)
4位 TEAM雷電 ▲9.9(20/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲84.5(20/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲625.5(20/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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