松坂桃李『娼年』奥深いセリフの数々|口コミで絶賛「松坂桃李の演技力がすごくて圧倒される」

2018年5月2日(水)15時0分 映画ランドNEWS

大ヒット公開中の映画『娼年』より、松坂桃李扮する娼夫リョウと、彼が癒やす女性たちのやりとりから、SNSなどで「感動した」「共感した」という声が多いセリフ集が到着した。



4月6日(金)に公開を迎えて以来、SNSを中心に「爽快感がすごい」「感動して笑って泣いた」「いろいろと語りたい」「松坂桃李の演技力がすごくて圧倒される」「娼年ワールドの虜に」「満員の映画館で観るのは不思議な体験というかもはや事件」と絶賛のコメントが続々。


「これは絶対に映画館で見てほしい」「エロ過ぎるとか言う前に、まずは観て!」など鑑賞を呼びかける投稿も多くみられ、口コミも広がっている。R18指定作品としては異例のヒットを記録し、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ日比谷では平日の昼間は主婦や学生、夜はOLなどがつめかけており、公開4週目となる現在も満席も出る動員が続いている。



「どうして年を重ねた女性がそのことを罪のように感じるのか・・・そっちの方がずっと不思議でした・・・」
リョウが、初めての客となるヒロミに「年上の女性のこと、どう思ってる?」と問われ「ボクは子供の頃から大人の女性が好きでした・・・」答えた後に話すセリフ。観客とのQ&Aつき舞台挨拶で、このセリフが本当に好きだという声が挙げられている。


「私、今すぐリョウくんとしたいな」
最初の客・ヒロミがリョウの耳元で囁くセリフ。本作の特報映像の冒頭にも使用され、「エロすぎる」「私もリョウくんとしたい」とSNSで大きな話題を起こした。


「これだけの人間が生きていて、欲望の種類は無限にあるわ」
御堂静香が、初仕事を終えたリョウに電話で語るセリフ。リョウはこの後次第に女性の欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、“娼夫”という仕事にやりがいを感じるようになっていく。



「欲望の秘密はその人の傷ついているところや、弱いところにひっそりと息づいている・・・」
セックスレスに悩む主婦がリョウの胸で泣いている時のリョウのモノローグ。リョウはあらゆる欲望と傷を隠した女性たちを受け止め、癒やしていくのだ。


本作には物語が進むにつれ、共感を得られる素敵なセリフがまだまだ登場する。キャスト陣が「何より女性の方にこそ観ていただきたい作品です」「女性は、登場人物の誰かに共感したり、自分の人生を振り返ったりして、余韻に浸れると思います」「R18だからと構えてしまう人もいるかもしれませんが、女性に寄り添った、女性の味方の作品。“私たちの映画だ”と思って観ていただきたいです」と語る本作の、共感を呼ぶセリフにも注目だ。





原作は、性の極限を描いたセンセーショナルな内容を描き、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。恋愛や女性に「興味がない」主人公・森中領が、ある女性から“情熱の試験”として、秘密の会員制ボーイズクラブで“娼夫”として仕事をしていくところから物語が展開される。


伝説となった舞台から引き続き、主人公の森中領を松坂桃李が続投。共演に真飛聖、冨⼿⿇妙、⻄岡徳⾺、江波杏⼦、⼩柳友、猪塚健太、桜井ユキ、⾺渕英⾥何、荻野友⾥、佐々⽊⼼⾳、⼤⾕⿇⾐、階⼾瑠李らが名を連ねる。舞台版の演出を手がけた三浦大輔が監督を務める。


映画『娼年』は大ヒット公開中


(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会


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