<人生は喜ばせごっこや>竹野内豊演じる寛のイケオジぶりが爆発した今週の『あんぱん』。跡取りを産めなかったと語る妻・千代子への愛、そして実子でない嵩へのやさしさに視聴者「最高すぎる」「昭和の男じゃないよ」

2025年5月2日(金)12時0分 婦人公論.jp


(『あんぱん』/(c)NHK)

今田美桜さん主演・連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第5週「人生は喜ばせごっこ」の第25回が5月2日に放送され、話題になっています。

*以下5月2日放送回のネタバレを含みます。

<あらすじ>

東京高等芸術学校合格発表の日。嵩は結果を見る勇気が出ず、ひとりベンチに座っていた。

そこに寛(竹野内豊さん)が現れる。嵩の表情に、「絶望の隣は希望や」と励ます寛だったが、嵩はまだ結果を見ていなかった。

寛は嵩の腕を掴み急いで掲示板に向かう。

嵩は見事に合格していた。寛と抱き合って喜ぶ嵩。その様子を遠くから見ていた登美子(松嶋菜々子さん)は穏やかな笑みで2人を見つめていた。

そのころ、のぶは嵩の合否が気になって薙刀の稽古に身が入らずにいた。

うさ子(志田彩良さん)に試合をして負けたのぶに、黒井は信念のない己に負けたのだと言う。

<視聴者の声>


今週、視聴者に注目されたのが寛です。寛と千代子夫妻は、柳井医院の跡取りとして千尋を養子として育ててきました。父を失ったうえに、再婚してしまった登美子とも別れて暮らすことになった嵩も引き取り、2人の兄弟を愛情深く育ててくれました。

跡取りだった千尋が医師の道を選ばなくても受け入れた上に、嵩が美術の道を歩むことを認め、励ました寛。嵩の合格発表にも学会の帰りに立ち寄ってくれました。

まず、第23回では千代子との夫婦愛が注目されました。

千尋と嵩が自分の道を歩むことを決め、柳井医院の跡取りがいなくなったことを悲しむ千代子。「跡取りを産めなかった私のせいです」と吐露すると、寛は「誰のせいでもない」と話し、家と結婚したのではなく千代子と結婚したことを伝えました。

「わしは千代子に惚れて一緒になれてこれ以上の人生はない」と優しく千代子の肩を抱きよせたのです。

千代子の悲しみを包み込む、寛の深い愛情に、SNSやコメントでは、「寛先生の千代子さんへの愛の言葉に涙が出ました」「寛さんまじでイケメンすぎる」と絶賛されました。

「寛おじさんが最高すぎる」


第25回では、「なんのために生まれて、なんのために生きるか。それは人を喜ばせることや」と嵩に伝えます。合格して喜ぶ嵩の顔を見て寛もうれしくなったというのです。

「人生は喜ばせごっこや」と寛は言います。

ドラマの舞台は昭和初期ですが、「寛さん…昭和の男じゃないよ!令和の男だよ。あんだけ物分かりが良くて子どもの意見を取り入れて、、、」「今日も、寛おじさんが 最高すぎる件」とその人間性が称賛されました。

寛のせりふは、やなせたかしさんの作品を想起させるものも多くありますが、「竹野内豊さん演じる柳井寛の台詞がとても心地よく、心に沁みる週だった」「寛先生の名言特集をしてくださいっ!! 竹野内豊さん最高すぎですっ!!」と人気を集めていました。このほか、「寛さん、最高の男性じゃないすか?竹野内豊だし!イケボだし!」とその甘い声に注目する人もいました。

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朝ドラ通算112作目となる『あんぱん』は、子どもたちの人気者<アンパンマン>を生み出したやなせたかしと、小松暢の夫婦をモデルとした物語。ヒロインの<朝田のぶ>を今田美桜さん、<柳井嵩>を北村匠海さんが演じます。

のぶの父・結太郎を加瀬亮さん、のぶの母・羽多子を江口のりこさん、嵩の母・登美子を松嶋菜々子さん、嵩の伯父・寛を竹野内豊さん、謎のパン職人・屋村草吉役を阿部サダヲさんが演じます。

林田理沙アナウンサーが語りを、脚本は中園ミホさんが担当。主題歌『賜物』はRADWIMPSが手掛けています。

婦人公論.jp

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