可哀相な怪物・綾野剛が可愛いすぎて死にそう…!!/『フランケンシュタインの恋』第二話レビュー

5月2日(火)18時0分 messy

『フランケンシュタインの恋』公式Instagramより

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 初回から、主演を務める綾野剛のピュアなエロさに魅了されたドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)。第二話では、深志研(綾野剛)の父であり、研を生み出した医学博士の深志研太郎役として斎藤工が出演することが放送内で明らかになったのです。いや、同い年(35歳)の2人が親子役だなんて、さすがはファンタジー作品! エロ俳優の共演に小躍りしたのもつかの間、サンシャイン池崎でもなく、北野先生でもなく、芸人・馬鹿よ貴女はの平井ファラオ光の髭をものすごく伸ばしたような出で立ちで工が登場。誰かにとってはこの姿もエロいのかもしれないけど期待外れかもなあ、なんてことはさておき、研の切ない過去が暴かれました。

 前回、研はキノコまみれの手で触れてしまった継実(二階堂ふみ)の姉・晴果(田島ゆみか)が倒れてしまい、みんなに黙って森の自宅へ帰りました。そして120年前、蘇った直後に森の中で知ってる顔の女性(二階堂ふみ)に遭遇したことを思い出します。そう、本作のふみちゃんは二役演じているんですね。当時、自分が誰なのか知りたくて彼女に近づいたのですが、興奮した研の手はキノコまみれになってしまい、その手を見たふみちゃんは逃げまどい転落。研が助けようとふみちゃんに触れると、晴果のようにキノコが生えて死んでしまいました。

 父に「お前は人間に近づいてはいけない。人間の世界では生きてはいけないんだ」「お前は人間としては死んだんだ。それを私が蘇らせたんだ!」と説明され、「嘘だ! 僕には生きていた記憶もなければ死んだ記憶もない!」と泣き叫ぶ研ですが、「人間だけが生命の在り方だと思ったら大間違いだ、お前は植物さ! そうだ、考える植物だ! 考えるというツラい機能を残してしまったことは謝る。だけどお前は生きてる、今こうして生きてる」なんてわけのわからない説明を続ける父。毒親の極みかもしれません。



 一方、継実は原因不明のまま意識が戻らない晴果の看病に追われる中、駆けつけた祖母(木野花)に、祖母の妹も晴果と同じように、顔をきのこみたいなものに覆われて死んだことを明かされます。もしや120年前の女性って……と思ったんですけど、公式ホームページによると祖母は74歳なので計算が合いません。研さんは何人殺してるんだろう。もしくは同じ能力を持つ人、いや考える植物はいっぱいいるの?

 かたや、稲葉先輩(柳楽優弥)の家では、食卓に大量のしめじが出てきました。父・恵治郎(光石研)の女・玉名瑠以(大西礼芳)が「研さんに貸した布団にびっしり生えてたの〜!」と気色悪い説明をするも「男しめじか〜!」と何の疑問もなくモグモグ食べ続ける恵治郎。本作唯一の明るいシーンです。稲葉先輩は、そのしめじを研究室の鶴丸教授(柄本明)のもとへ持って行き、晴果の特効薬を作ることに成功します。鶴丸教授いわく「彼の身体は無数の菌類を保持していて、彼の存在そのものが“新種のきのこ”とも考えられる」とのこと。第二話にして、ちょっとずつ研の実態が解き明かされていくこのスピード感がいいですね。

 さらに、第一話から突然頭が痛くなっちゃったり、祖母と話している最中にフリーズしちゃったりと、毎日薬を飲んでいる継実の病名も明かされます。

 まずは、継実への好意が透けて見える稲葉先輩に「(研のいる森へ)もうひとりで会いに行ったりするなよ?」と言われた際、「先輩、私は恋愛なんてできないんです」「誰かと一緒に未来を想像するなんて、私の未来は変えられないんです」と意味深な返答を。さらに、研が森から継実に謝るために里に降りて来ると、「私、ブランチ病という難病なんです。いつ頭の血管が破れてもふさがってもおかしくないんです」と言いながら、晴果にやったことを自分にもしてほしいと迫ったり。いつ死んでもおかしくない難病ゆえ、誰とも恋愛できなかった継実が、絶対に死なない研と恋をする——そういうドラマですね。



 研が継実に謝るきっかけとなった大好きなラジオ番組のお悩み相談担当・おやつの男こと天草純平(新井浩文)はキーパーソンの一人。今回は「友達を傷つけてしまい、たくさん謝ったのに許してもらえない」と悩むチンピラゴボウさんの悩みを解決すべく、ヤクザの事務所に突撃して「今警察の取締も厳しくなって大変だと思うんですが、何でやくざになったんですか? たとえ人間のクズだと思われても、暴力で人を屈させるのは楽しいですか?」とマイクを向けました。

 傷つけた相手にどれだけ謝ったら許してもらえるか試してみたそうで、まんまと怒らせた後に、「傷ついたなら謝ります、ごめんなさい!」といっぱい謝るも、もちろんフルボッコ。殴られながら、「結果、どんなに謝っても許してもらえませんでした。でも謝るってことは許してもらうことを前提にするのではなくて、罰を前提にしないと、それはただ自分のしたことから逃げるために謝っただけだ。自分のしたことから逃げちゃダメだ!」という天草からのメッセージにより、研は重い腰を上げました。公式ホームページによると、この2人はどこかで出会い、研の秘密を知った天草が外の世界に連れ出そうとすることのこと。天草は天草で、いじわるな先輩ラジオDJに揉まれていたりと、可哀相な一面も抱えているんですけどね。

 最終的に、研は稲葉家にたどり着き、恵治郎に「謝るなら態度で示せ!」と再度叱責されたため住み込み働くことになったのですが、継実の居場所がわからず、道行く人にピヨピヨ歩きながら「津軽継実さんはどこにいますか?」と聞いて周る研は可愛かったですね。途中、継実がしめじを買ってくれた八百屋を通った時にはポッとしちゃって、また首の左右から赤いきのこが生えてきたり。

 そして、最後の最後。再び稲葉家に戻れる(=許してもらえる)と聞き、驚く研に稲葉先輩が言った「生きていればそういうこともありますから。誰かと一緒に生きることは人間の罰みたいなものですから」なんて言葉は刺さりましたね。柳楽優弥が普通に良い大学生役すぎて、まだ斜に構えて見ていますが。それにしても、今のところ物語や俳優陣は最高なのに、研の感情の高ぶりを表すきのこの光や、白いフワフワと漂うほこりのようなものの演出がチープなのがたまにキズ。ファンタジーですしCGにするとかもっと方法はあったと思うのですが、キャストや脚本にお金をかけすぎちゃったんですかね。

(ドラマウォッチ:ナチョス)

・第一話:綾野剛の入浴シーンがエッチ…いつの間にガチムチ体型に?/『フランケンシュタインの恋』第一話レビュー

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