聖火リレーで朝ドラ出演の増田明美 はり切りすぎて肉離れ

5月2日(火)16時0分 NEWSポストセブン

奥茨城聖火リレーで体育教師・木脇先生を演じた増田さん

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 有村架純(24才)が見せる屈託のない笑顔やかわいい茨城弁に朝から元気をもらっている人も多いのではないか。4月スタートのNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が話題になっている。


「アジャパー」「ガチョーン」といった昭和のギャグが満載のせりふに加え、脚本家たっての願いでオーディションなしで有村がヒロインに選ばれるなど、これまでとはだいぶ毛色の違う本作。


 珍しくヒロインに具体的なモデルがいないし、おなじみの「私、〇〇になりたいんです!」というシーンもない。昨今の朝ドラとは一味違った作風は、『ちゅらさん』(2001年)や『おひさま』(2011年)に続いて朝ドラの脚本を担当するのが3度目となる岡田惠和さんの意向も大きいという。


「これまでの2作でもオリジナルの朝ドラを書いてきた岡田さんだから、お仕事ものでもなく、一代記でもない、女の子の生き生きとした約10年間を、高度成長期のきらめきと重ねたいという思いがあったんです」


 と番組のチーフ・プロデューサーの菓子浩さんは語る。有村がこの作品のために5kg太ったということが注目されているが、他にも知っていれば、もっとドラマをおもしろく見られるトリビアが盛りだくさんだ。


◆増田明美の役名は本名


 まずはスポーツジャーナリスト・増田明美さん(53才)のナレーションだ。第1話の冒頭でも、「おはようございます。増田明美です」という自己紹介からスタートし、朝ドラファンの度肝を抜いた。


「1話が自己紹介になったのは、私がいつもマラソン中継でやっているような雰囲気でナレーションをやってくださいという岡田さんの意思表示だったんだと思います。依頼がきたときはもう即答。嬉しくて嬉しくて。マラソン中継で選手を応援しながら仕事をしているように、キャストをナレーションしながら応援しています」(増田さん)


 また、増田さんが聖火リレーのシーンに実際に出演していることも話題を集めた。


「出演オファーは突然でした。しかも、台本を見たら私が演じる体育教師の役名が私の本名の“木脇”になっていたので、そこでも岡田さんのユーモアを感じました。私はオリンピックに出ているけど、メダルを取っていないから、聖火リレーに選ばれていないんです。聖火リレーはメダルを取った人の中から選ばれますから。ドラマで初めて走らせていただいて、本当にしみじみしましたね。でも張り切りすぎて、左脚が肉離れになっちゃったんですよ(笑い)」


◆奥茨城の聖火リレーは実話だった



 この聖火リレーは、フィクションではなく、奥茨城村のモデルとなった旧・里美村(現・常陸太田市)で1964年に行われた出来事が下敷きになっている。そのリレーで第1走者を務めたのは、昭和19年生まれの荷見(はすみ)誠さん(72才)だ。『ひよっこ』の15話のエンディングでは、荷見さんがトーチを持っている写真も放送された。荷見さんが語る。


「聖火ランナーは15人くらいだったかな。私も、そのころは青年団に所属していて、立候補ではなくランナーに選ばれたんです。小学校では往復8kmの道のりを徒歩で通学していましたし、中学では往復30kmを自転車と徒歩で通学していましたから、足腰に自信があったんです」


 ドラマでは青年団がこの聖火リレーに反対しているシーンもあったが、実際には誰もがこの催しに対して歓迎ムードだったという。


「村長の提案で始まったことだったので、反対する人はおらず、村全体がお祭り騒ぎでした。100人くらいの人が一緒にぞろぞろと並走していたり、みんなが旗を振って応援していたりしていたんですが、ドラマの中の再現シーンを見たら、当時がよみがえりましたね」(荷見さん)


※女性セブン2017年5月11・18日号

NEWSポストセブン

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