女優の入江杏子さん死去 97歳 老衰のため 映画「坂の上のマリア」大河ドラマ「風と雲と虹と」出演

2025年5月2日(金)15時53分 スポーツニッポン

 女優の入江杏子さんが4月24日に老衰のため死去した。97歳だった。劇団民藝が2日、公式サイトを通じて伝えた。

 劇団民藝は「劇団民藝演技部の俳優、入江杏子(いりえ・きょうこ、本名入江久惠)が、2025年4月24日(木)午前9時15分に東京都内で老衰のため逝去しました。97歳でした」と伝えた。

 

 葬儀・告別式は4月29日に都内で執り行い、喪主は弟の入江海人さんが務めたことも明かされた。なお、現在のところお別れの会などを開催する予定はないという。

 入江さんは1927年7月14日生まれ、福岡県出身。舞台芸術学院を経て、51年に劇団民藝附属演技研究所に入り、56年に同劇団に入団した。

 1956年「最後の人びと」、1973年「かさぶた式部考」など多くの舞台で活躍したほか、2001年公開の映画「坂の上のマリア」や1976年放送のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」など幅広く活躍した。

スポーツニッポン

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