広末涼子が公表「甲状腺機能亢進症」とは?甲状腺ホルモンを過剰に産生 代表的な病気は「バセドウ病」
2025年5月2日(金)21時53分 スポーツニッポン
女優の広末涼子(44)の公式サイトが2日、更新され、「双極性感情障害および甲状腺機能亢進症」と診断されたことを公表した。今月16日の勾留解除後に東京都内の医療機関に入院、現在も医師の管理の下で治療を受けているという。さらに「当面の間、広末はすべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします」と芸能活動の休止を発表した。
甲状腺機能亢進症とは、臓器の代謝を司る甲状腺ホルモンが過剰に産生される病気で、全身にさまざまな症状が現れる。「バセドウ病」が代表的な病気で、ほかに機能性甲状腺結節、TSH産生下垂体腫瘍など。日本内分泌学会のサイトによると、バセドウ病は20〜30代の女性に多く、人口1000人あたり0.2〜3.2人と報告されている。
典型的な症状は動悸、体重減少、指の震え、暑がり、汗かきなど。治療法は薬物(抗甲状腺薬)治療、放射性ヨウ素内用療法、手術の3つがある。