長嶋一茂 会員制バーを1年余りで閉店した理由「いなくなっちゃって、俺のモチベーションが...」
2025年5月2日(金)20時29分 スポーツニッポン
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(59)が、2日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日&石原良純のニッポン飛んで見た 合体3時間SP」(後6・50)に出演し、都内に経営していたバーをめぐる一部始終を語った。
一茂は昨年1月、麻布十番に会員制バー「NEUTRAL(ニュートラル)」を開業。家賃50万、開業資金は6000〜7000万円だったというが、最近になって閉店したことを明かしていた。番組では、「ざっくりと言いますと、閉店したいきさつをまだ言ってないんですけど、いくつかあるんです」と打ち明けた。
以前に機内で知り合ったキャビンアテンダント(CA)の女性と、バーの開業話で盛り上がったという。「そのCAさんと実は話をしていて、“バーをやるんだけど、一緒にやってくれない?”と僕が話をしていたんですよ」。CAは本業が休日をまとめて取れるといい、友人も紹介してもらったところ、CA15人ほどが集まったという。一茂は「最終的に15人になっちゃった。みんなCAさんなの。俺、もううれしくなっちゃって。男1人で(女性が)15人くらいになっちゃって。バーのオーナーをやって良かったと思ったわけ」と、鼻の下を伸ばして語った。
しかし、ここで、超えられない高い壁が。それはCAの就業規則だった。CAからは「すみません、よくよく考えたら、私どもの航空会社の就業規則がありまして。副業はできるんですけど、お酒を伴ったお店でのバイト、副業はできません」と、断られてしまったという。
「結局来られないから、誰もいなくなっちゃって」。一茂の妻のつてでバーテンダーを探してもらい、開業にはこぎつけたというが、1年あまりで結局は店を畳むことになった。
閉店の理由は、主に2つあるという。「まず一つ、閉店に至った理由は、CAさんがいなくなっちゃって、俺のモチベーションがまったくなくなった」。2人の愛娘がともに海外留学中で、「俺が寂しいから家以外でどこか居場所を作りたいという思いがあって」とも打ち明けた。
一茂らしい理由を明かした後、「俺はね、ホスピタリティー精神とか、サービス精神がゼロなの。もうね、めんどくさい、お客さん来ても」とも告白。そもそも客商売に向いていないことが分かったといい、「お客さんが来た後に、普通は“来てくれてありがとう”とか、普通やるじゃない?そういうのができないことが分かって」と肩を落とした。