「あんぱん」ネット嵩合格祝福&懸念「なぜ登美子も東京に?写真にヤムさん」公式丸暗記奏功に寛先生も興奮
2025年5月2日(金)8時15分 スポーツニッポン
女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第25話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第25話は、東京高等芸術学校の合格発表の日。柳井嵩(北村匠海)は結果を知る勇気がなく、一人ベンチに座っていた。そこへ何故か柳井寛(竹野内豊)が現れる。その頃、朝田のぶ(今田美桜)は嵩の合否が気になり、薙刀の稽古に身が入らずにいた。小川うさ子(志田彩良)との試合にも敗北し…という展開。
寛は学会の帰りに東京に立ち寄った。「決まっちゅうやろ。おまんが心配で」。嵩の表情に不合格と思い込み「絶望の隣は希望や」などと激励したものの…。甥(おい)の腕をつかみ、急いで掲示板に向かう。再会した辛島健太郎(高橋文哉)は「世話になったばい…」と去っていった。
嵩からの電話に、柳井千代子(戸田菜穂)柳井千尋(中沢元紀)宇戸しん(瞳水ひまり)は歓喜。苦手の数学で、寛のアドバイス通り丸暗記した公式を使う因数分解の問題がそのまま出題。「たまるかー!出たか!」。寛も驚いた。抱き合う2人を、登美子(松嶋菜々子)が遠くから見守っていた。
黒井雪子(瀧内公美)は「朝田のぶ、あなたは己に負けたのです。信念のない己に、負けたのです。まだ分からないのですか?愛する祖国のために、全身全霊で尽くす心がないから、負けたのです」——。
嵩は思い出のあんぱんを買いに銀座・美村屋へ。寛は「何のために生まれて、何のために生きるか。わしは思うがよ。それは、人を喜ばせることや。おまんのあんなうれしそうな顔を見て、わしもこじゃんとうれしかった。人生は喜ばせごっこや」——。店内に飾られたパン職人の集合写真。屋村草吉(阿部サダヲ)が写っていた。
御免与駅。嵩と同じ汽車で、のぶも帰ってきた。出迎えた草吉は「その学校、大丈夫か?嵩を合格させるなんて」と結果をフライング。東京土産と草吉の大きな「合格祝いあんぱん」。幸福に満ちた物々交換となった。
SNS上には「嵩、合格おめでとう」「伯父さんのおかげ」「伯父さんのたまるかー!いいな」「やっぱりヤムさんは美村屋にいたんだわ」「美村屋の写真の中にヤムおじさん!何があったの?」「何故、東京に登美子さんが。誰が知らせたの?」「登美子、東京まで来たのか、東京にいるのか」「ずっと側にいて“親”をしていれば、合格発表で抱き締めてあげられたのは自分だったのにな…登美子さん」などの声が上がった。
5日から第6週「くるしむのか愛するのか」に入る。