今夜の『なんで私が神説教』あらすじ。一度失敗した人間は社会から追放されてしまう?〈麗美静は人殺し〉の貼り紙に何も答えられない静は…<ネタバレ>
2025年5月3日(土)12時30分 婦人公論.jp
『なんで私が神説教』(写真提供:日本テレビ)
日本テレビ系列で現在放送中の広瀬アリス主演ドラマ『なんで私が神説教』(毎週土曜よる9時〜)。第4話「一度失敗した人間は社会から追放!?」が5月3日に放送予定です。
無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった広瀬アリスが演じる主人公・麗美静が、問題児揃いの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない《説教》をしなければならない状況に!
パワハラ・モラハラ・コンプラ…気にするものが多すぎて、説教なんて誰もできない今の時代に、静から飛び出すとんでもない説教とは——。
*****
高校教師である主人公・麗美静を広瀬アリスさん。同僚の熱意はあるがどこか抜けている数学教師・浦見光をSnow Manの渡辺翔太さん、人と関わらずスマホゲームに没頭するデータ魔な政治経済教師・森口櫂を伊藤淳史さん、教頭・新庄保役を小手伸也さん、校長・加護京子役を木村佳乃さんが演じています。
「生徒とは程よい距離感で。怒るな、褒めるな、相談乗るな」そんな方針の学校で、静も波風立てず適当に過ごす…つもりが——?!
*以下5月3日放送回のネタバレを含みます。
<前回のあらすじ>
「ここに明記された75名の生徒を、皆さんの力で退学処分にしてもらいます」——。
やる気もないのに学校改革委員に抜擢されてしまった静は、新しく改革委員長になった森口の発言を聞いて言葉を失う…。
教師が生徒をリストラ!?ていうか、そもそもなんで森口が委員長に!?
実は森口は理事長の甥っ子で、来年から新たに理事長に就任する予定だという。経営危機にある名新学園を立て直そうとする森口は「私が理事長になるまでの1年間で、かつての名新以上のブランド力を作り上げます」。
そのために、名新のブランドを汚す可能性のある素行の悪い生徒たちを一斉排除するというのだ。
生徒を監視して退学に追い込める口実を見つけろと言う森口は、有益な報告を上げた者への昇給を約束。すると難色を示していた教員たちも途端に態度を変える。
森口が作った退学候補者リストの中に、静のクラスの生徒は10人。その中に宮沢圭太(吉田晴登さん)の名前を見つけた静は首をかしげる。成績優秀で生活態度も良い宮沢がなぜ退学候補者に?
1年の時の担任だった浦見の話では、宮沢の家は母子家庭で経済的に苦しいらしい。森口は素行の悪さが目立つ生徒だけでなく、家庭の経済状況が厳しい生徒も《トラブルの種》として切り捨てるつもりなのだ。
ところが、家計に余裕がないはずの宮沢がなぜか高級腕時計を身に着けていて?!
家計に余裕がない宮沢は、自分を大学生だと偽り、40代の女性・真山理恵(野波麻帆さん)を相手にママ活をしていた。宮沢の《ママ活》を知ってしまった静は、退学を阻止するため、森口にバレる前に問題を解決しようとするが……。
翌日、宮沢のママ活が学校の職員たちにバレてしまう。逆恨みした理恵が「宮沢にダマされた。詐欺で訴える」と学校に連絡してきたのだ。森口から自主退学を迫られる宮沢。
静は宮沢を追い詰めてしまった自分を責め、京子の前で「私はいない方がいいです。いつもそう…私は疫病神なのかもしれないですね…」。
その言葉の意味に2年前の出来事も含まれていると察した京子は「自分で自分をそう決めつけるなら、あなたはそういう人間にしかなれないわ」と一喝。
その夜、静は理恵と示談交渉し、理恵が宮沢のために使った50万円を静が肩代わりして返金することで示談が成立。「これで宮沢くんを退学にはできないはずです」と訴える。
しかし、逆に森口から「ウソで子どもを助けてどうするんですか?」と、事実を隠して示談にしたことを責められてしまう。
言葉に窮する静を見かねた宮沢は自ら身を引こうとして…。静はついに我慢ならず、スマホの原稿を見ながら宮沢に思いをぶつける。
「確かに最近は、嫌になったらすぐやめる…という考えをそこまでネガティブにとらえる人は少なくなった。ただ…やめてうまくいく人もいれば、いかない人もたくさんいる!何でこうした違いが生まれるのか?理由分かる?『やりたいこと』があるかないかよ!どうでもいいからやめるのは一時期の感情でしかない。そんな無責任な人間はどこに行っても少し嫌なことがあればまたやめる…「だってそこで『やりたいこと』がないんだから」。
再度静は森口に頭を下げ、必死に懇願。静の思いに心を打たれた宮沢も「僕…学校やめたくないです!」とついに本音を吐き出すが……。2人の思いは森口には届かず、宮沢は退学となってしまう。
翌朝、学校の廊下の壁に、『麗美静は人殺し』と書かれた紙が大量に張り出されていて——。
<第4話あらすじ>
『麗美静は人殺し』——。静を中傷する貼り紙が廊下の壁いっぱいに貼り出され、校内は騒然。
校長の京子が出張で不在の中、教頭・新庄(小手伸也さん)から「心当たりがあるなら説明してください!」と追及された静は何も答えられず…。そもそも一体誰がこんな貼り紙を!?
学校改革委員長・森口が言うには、犯人は校内に設置された全ての監視カメラの死角を縫って貼っていたようで、姿は一切映ってないらしい。つまり犯人はカメラの位置を把握している内部の人間!?
2年10組の教室でも、貼り紙の話題で持ち切り。静のことを人殺しと決めつける生徒たちの中で、海斗(水沢林太郎さん)だけは「あの人はそんな人じゃない」と静を擁護。貼り紙の写真を撮ってSNSに投稿した田沢太一(島村龍乃介さん)に、海斗は「消せよ!」と詰め寄り、2人は睨み合いに…。
さっそく事態を聞きつけた保護者たちが学校に乗り込んで来る。保護者会役員でもある田沢の母・直子(中島亜梨沙さん)から説明を求められた静は、森口の指示に従って貼り紙の内容を否定。
おかげで保護者ともめずに済んだものの、適当な言葉で問題をうやむやにしてしまったことに心が痛み…。そんな中、2年10組で暴行事件が発生!?
田沢が体育館裏で海斗に殴られたと言うのだ。海斗は「テキトーなこと言ってんじゃねーよ!」と暴行を否定するものの、連絡を受けた海斗の母・真紀(雛形あきこさん)はロクに説明も聞かずに「あの子が暴力を振るったんだと思います」と息子の非を全面的に認めてしまう。実は海斗は中学時代に暴行事件を起こしたことがあり…。
森口の『退学候補者リスト』に入っていた海斗は、これをきっかけに退学の危機に追い込まれてしまう…。
どうすれば人に信じてもらえるの?なりたい自分になるにはどうしたらいいの?
暴行を否定する海斗を静は救えるか!?そして、静の過去には一体何が…!?
関連記事(外部サイト)
- 今夜の『なんで私が神説教』あらすじ。「生徒がママ活!?」学校のブランド力を上げるため、問題生徒のリストラへ。静の神説教は…?<ネタバレ>
- 「いじめ」を「イジリ」だと主張する生徒に広瀬アリスが「神説教」!『なんで私が神説教』今夜スタート
- 志尊淳・岸井ゆきのW主演『恋は闇』本日スタート。ゾロ目の日、被害者の目にはオレンジと青のコンタクト。取材現場で出会った不思議な男は…
- 主演・広瀬アリスが30歳の大学生に!〈年下の先輩〉に、なにわ男子・道枝駿佑。TBS秋ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』
- 今夜の『彼女がそれも愛と呼ぶなら』あらすじ。失意の中、伊麻たちの家に身を寄せた絹香。しかし、浮気夫に「母親だろ」となじられて…<ネタバレ>