池袋にジャングル大帝・レオ&ライヤのモニュメント出現!! 豊島区が新旧アニメ・マンガの聖地化に本気出してきた…

5月3日(火)11時0分 おたぽる

「『マンガの聖地としま!』モニュメント第一弾!」より。

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 東京都・豊島区は、4月16日に西武池袋線東長崎駅改札前に『ジャングル大帝』のレオとライヤのプラスティック製の像を設置。「東長崎駅にジャングル大帝レオ現る!」「マンガカルチャーのすべてが池袋で楽しめるな」と、池袋周辺がどんどんマンガ・アニメの聖地になっていくことに喜びの声があがっているようだ。

 藤子不二雄Aの名作『まんが道』をはじめとする、数々の名作でも知られる、マンガ家の梁山泊・トキワ荘(東京都・豊島区南長崎)。まず昭和28年に手塚治虫がトキワ荘へ入居したところから、彼を慕い、寺田ヒロオ、藤子不二雄、石ノ森章太郎に赤塚不二夫と、後のマンガ界を牽引する、とんでもない巨匠たちが集まったことで伝説となったアパートだ。トキワ荘はすでに解体され、跡地に立てられたモニュメントだけになってしまっているが、マンガの聖地として今も多くのファンが訪れる。

 今回は、そのトキワ荘跡地を中心に東京都豊島区が展開する“南長崎マンガランド”事業の第一弾として、東長崎駅の「ジャングル大帝」のモニュメント、そして同じ日に南長崎スポーツ公園にも寺田ヒロオ『背番号0』のゼロくんを紹介するパネル型のモニュメントも登場した。これには、オタク文化に厳しい池袋民も「ケモナーにも満足度高い」と高評価。豊島区はこれまでも、マンガの原点・トキワ荘に加えて、アニメイトを中心とした池袋・乙女ロード一帯を中心に、豊島区をマンガ・アニメの聖地にすべく様々な働きかけをおこなってきた。

 今回のモニュメントの設置も「駅降りたらいきなりレオ…異次元感!!!」と大好評。東長崎駅を一歩降りた瞬間から、日本マンガ界の元祖たちが住んでいた町の雰囲気を感じることが出来る。

 トキワ荘跡地周辺には、ファンたちの憩いの場「豊島区トキワ荘通りお休み処」や、記念碑「トキワ荘のヒーローたち」、トキワ荘の住人たちが通った「鶴の湯」跡など、ゆかりの施設が多数点在している。個人的なオススメは、『まんが道』にも登場するラーメン屋「松葉」。カウンターの上にはトキワ荘のメンバーを中心にサインがずらり。中には『キン肉マン』の“ゆでたまご”や『アニメ『おじゃる丸』の大地丙太郎監督など、トキワ荘を慕い、「松葉」を訪れた有名クリエーターのサインまでもを眺めることができるのだ。「もしかしたら、オレは石ノ森と同じ席に座ってるのかもしれん…」「サインを見るだけでこんなに楽しいラーメン屋があっただろうか、いやなかった」とファンにはよだれ物。サインを眺めながら、トキワ荘メンバー酒盛り用「チューダー」を呑むのも乙なものである。

 豊島区の面白いところは、そんなトキワ荘周辺から池袋駅を挟んで反対側に、アニメイトを中心としたオタク女子に大人気のスポット・乙女ロードがあるところ。乙女ロードは女性向けのマンガ・アニメ専門店やカフェが密集するエリアのこと。専門店・アニメイト本店もあり、サンシャイン60でもイベントがよく開催されるため、休日ともなれば、限定商品を求めて何百人もの女子が列を作ることも珍しくない。

 しかし、トキワ荘周辺と乙女ロード周辺とでは、訪れる人種が違うのか、都内屈指の人気スポット2カ所のつながりは決してよくなかった。だが、そんな状態にストップをかけたのがアニメ『おそ松さん』。赤塚不二夫『おそ松くん』を原作とし、オタク女子達の間で絶大な人気を得た『おそ松さん』効果はここでも発揮されているようで、「おそ松カフェ楽しかった〜今から赤塚先生の聖地巡礼してくる」「愛しのカラちゃん生誕の地を見にいってくるよん」と、おそ松女子たちが続々と聖地巡礼に向かうようになった。中には、トキワ荘の住人たちを松野家の兄弟たちに当てはめるつわものも出現中。『おそ松さん』24話でニートだった兄弟たちが自立していく様子を、赤塚を残してトキワ荘を出て行くマンガ家たちに重ねているようだ。

 トキワ荘周辺には赤塚の仕事場だったアパート「紫雲荘」も現存する。豊島区にはぜひともトキワ荘のおそ松女子の進出を足がかりに、元祖マンガ家たちと現代のオタク文化が混ざり合う、隣の練馬区にも負けないような、素晴らしい街を作り上げていってほしい。最終的には池袋のコスプレ女子たちに、アッコちゃんやウランちゃんが仲間入りしてくれたら大歓喜なのだが……。

おたぽる

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