太田光 ビートたけしの言葉に衝撃 影響を受け過ぎて...「あなたが否定したから嫌いになったんだよ」
2025年5月3日(土)18時10分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(59)が3日放送のBSフジ「太田光のテレビの向こうで」で、ビートたけし(78)の言葉に衝撃を受けた過去を明かした。
子供の頃からザ・ドリフターズとコント55号のファンで、特に好きだったのは萩本欽一。「24時間テレビ」(日本テレビ系)の時には“愛は地球を救う”のテーマに純粋に感動し、募金をするために日本武道館に何時間も並ぶほどだった。
しかし、たけしの登場によって価値観が一変。萩本の大ファンだったはずが、「たけしさんが“バカヤロー、萩本さんなんか偽善じゃないか”って言い出して全部否定した、萩本さんのこと。それで俺、萩本さんのこと嫌いになったんだから…ひどい話だろ?」と笑いながら打ち明ける。
そして大人になって芸人になり、ある時に「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)でたけしと共演する機会があった。「日本のテレビ史、バラエティー史みたいな特集でやった時に、たけしさんに聞いたことがある。“日本のテレビの中で一番凄い人って、コメディアンで誰だと思います?”って聞いたら、たけしさんが“萩本さんかな”って言ったんだよ」と驚きの返答が。
「ふざけんなって。ちょっと待ってくれよ。萩本さんはないよ、いくら何でも。あなたが否定したから俺、嫌いになったんだよ、欽ちゃんのことって言ったら“そっかなあ”なんて言ってるんだよ」と笑いながらたけしとのやり取りを回顧。テレビのお笑いを切り開き、“視聴率100%男”の異名を取った萩本のことを、たけしは誰よりもリスペクトしていたことを知ったという。
太田は「考えてみたら“100%男”だからね。テレビが一番輝いていた時にテレビにいた人っていったら萩本さんになるんだろうね、たけしさんから考えても」としみじみ話していた。