太田光 少年時代の衝撃...笑いへの意識を変えた超大物「台本がまどろっこしく...スピード感が違うんだよね」
2025年5月3日(土)17時25分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(59)が3日放送のBSフジ「太田光のテレビの向こうで」に出演し、お笑いへの意識が変わるほど影響を受けた人物について語る場面があった。
子供の頃から“テレビっ子”で夢中になったのはザ・ドリフターズとコント55号。特に萩本欽一の大ファンで、「24時間テレビ」(日本テレビ系)の時には募金を持って日本武道館に並ぶほどだった。
しかし「それを全部覆したのが漫才ブーム」で、ビートたけしや明石家さんまの登場によって価値観が一変。同時期に「笑っていいとも!」(フジテレビ系)も始まり、「台本ってものがまどろっこしくなって。ビートたけし、タモリ、明石家さんまの登場によって…スピード感が違うんだよね。昨日起きたことをもうしゃべる。これがテレビに凄いフィットした。俺も衝撃を受けちゃった」。作り込まれたコントよりもフリートークの面白さに目覚めたという。
萩本の大ファンだったはずが、「たけしさんが登場して“バカヤロー、萩本さんなんか偽善じゃないか”って言い出して全部否定した、萩本さんのこと。それで俺、萩本さんのこと嫌いになったんだから…ひどい話だろ?」と笑う太田。ゲストのナイツ・塙宣之が「信者になっちゃったんですね」と言うと、「たけし信者。それまで萩本信者だったのが改宗ですよ」と思い入れの深さを表現した。
「ビートたけししかいないってなっちゃう、純粋だから。萩本さんは何にもしてないのに、好きだっただけに裏切られた気持ちになった」と純粋だった少年時代を回顧。「全部価値観がガラガラガラ…と変わった」とたけしの影響の大きさを語っていた。