秋元康氏でも「書けない」とうなった名曲 「自分のエネルギーをたたきつけるような」歌詞を絶賛
2025年5月3日(土)20時47分 スポーツニッポン
作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏(66)が3日放送のTBS「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ」(後7・00)にVTR出演。「自分には書けない」と思った歌詞について語った。
「自分が職業作詞家で、どこで、誰が、どんな風に歌うか先に考えちゃう」と秋元氏。「そうじゃなくてアーティストで自分のエネルギーをたたきつけるような歌詞…それにいつも感動する」と語り出した。
具体的な例として「尾崎豊さんの『卒業』とか大好きです」と伝えると「極楽とんぼ」の加藤浩次が「『卒業』のどこですか?」と追求。先生に向けて、弱い大人の代弁者なのかと問うフレーズに心奪われたと明かした。
加藤が再び「これは秋元さんでも書けない?」と聞くと「書けないと思いますよ」と即答。「だって10代の時にみんな多分悶々とした想いを心に貯めてると思う。その想いを言語化するのはすごい難しい。だから、(尾崎さんは)あれだけのカリスマになって、みんながこの歌詞に共感したんだ」と分析した。