秋元康氏 名曲「川の流れのように」に隠された美空ひばりさんの思い「ラストメッセージを...」

2025年5月3日(土)20時56分 スポーツニッポン

 作詞家で音楽プロデューサーの秋元康氏(66)が3日放送のTBS「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ」(後7・00)にVTR出演。美空ひばりさんの名曲ついて語った。

 子供に残したい楽曲として最後に選ばれたのが、1989年に52歳の若さで亡くなった美空さんの名曲「川の流れのように」。

 当時、この楽曲はシングルでの発売予定がなかったと明かされるとスタジオからは驚きの声が上がった。

 同曲の作詞を担当した秋元氏によると、この歌詞を見たひばりさんが「どうしてもシングルにしたい」と熱望したため、シングルとしてのリリースが決まったのだという。

 また、この楽曲のテーマである“川”について「“人生は川みたいなもので、流れが速かったり遅かったり、川幅が広かったり狭かったり。みんなそれぞれの川がある。でも、みんな最後は同じ海に注ぐのよ”っておっしゃって」という解釈を伝えられたと明かした。

 「そのときは、深いことおっしゃるなとしか思ってなかった」といい、「結局これが(美空さんにとって)最後の曲になってしまった」と回顧。「ひばりさんは、何かそういうラストメッセージをなさりたかったのかな」としみじみと語った。

スポーツニッポン

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