JYJジェジュン入隊前ラストの連ドラ、三流チンピラ役は地でイケそう!

5月4日(日)12時0分 messy

 4月の最終日、JYJのジェジュンが主演するドラマ「トライアングル」の制作発表会がソウルのインペリアルパレスホテルで開かれました。ジェジュンが「入隊前の最後の作品になるだろう」と発言したことでも話題を呼んでいるこの新ドラマ、5月5日から韓国のMBC局で放送されます。私も記者のひとりとして出席したので、レッツレポート♪

 その前にちょっと説明を……。旅客船セウォル号の沈没事故以来、韓国では芸能界の動きがほぼ全面的にストップしました。ドラマや音楽番組、バラエティのテレビ放送中止、制作発表会やコンサートの開催中止、アルバム発売延期など、国全体が悲しみに包まれる中、こぞって哀悼の意を表すべく、芸能界も活動自粛ムード一色に染まりました。事故から2週間あまり、現在はようやく通常営業に戻りつつありますが、それでも芸能関連のイベントであからさまに笑顔を見せることはタブーとされています。

 この「トライアングル」制作発表会もその例にもれず、登壇した出演者全員、ブラックを基調とした服を着て、胸には黄色いリボンをつけていました。黄色いリボンには、安否のわからない乗客に無事に帰ってきてほしいという願いが込められていて、事故発生後にこの「黄色いリボンキャンペーン」がネット上で急速に広がりました。TwitterやFacebookのプロフィール写真を黄色いリボンのアイコンに変える人も多く、ジェジュンをはじめ、たくさんの芸能人にもその輪は広がっています。

 新ドラマのスタートをお祝いするムードを前面に出してはいけない、そんな暗黙の了解のため、フォトセッションに立つ「トライアングル」出演者たちの表情も硬めでしたね。普段は手を振ったり、ガッツポーズをとったり、新作への意気込みを積極的に示す場なのですが、時期が時期だけに、みなさん、神妙な態度を崩そうとしません。中には残念ながら、ふてくされた仏頂面に見えてしまう人もいましたが。

 人懐っこく、おしゃべり好きな性格のジェジュンにとっては、アンラッキーなタイミングだったと思います。この日は口数もやや少なめでした。ただ、制作発表会の開催が叶わなかった作品もあるので、その意味では不幸中の幸いだったのかもしれません。

 さて、ストーリーを見てみると、「トライアングル」はその名の通り、親を失った三兄弟を中心とした人間ドラマです。20年以上もばらばらに離れて育った彼らが、再び兄弟の絆を取り戻そうとしますが、過酷な運命に翻弄される3人はそこでどんな葛藤や愛、そして挫折と成功を経験することになるのか──。

ファンを罵倒したあの口調で…

 ジェジュンが演じるのは三兄弟の真ん中、次男のヨンダル(本名はドンチョル)です。荒んだ少年時代を過ごし、今はカンウォンド(江原道)地方のチンピラです。兄である長男、ソウル地方警察庁の刑事ドンス役にはベテランの演技派イ・ボムス。鉱山を経営する一家の養子となり、人が羨む財閥の御曹司として育った弟の三男ヤンハ(本名はドンウ)に扮するのは、9人組ボーイズグループ、ZE:A(ゼア)のイム・シワンです。3人の生きてきた境遇があまりに違いすぎるので、彼らがどうやって再会を果たすのか、興味津々です。

 ドラマの舞台はカジノ。ここで「あれ?」と思った人はかなりの韓流通! イ・ビョンホン主演で日本でも人気を博したドラマ「オールイン運命の愛」の脚本チェ・ワンギュ&演出ユ・チョルヨンが手がける作品なのです。男の生き様を骨太に描くことに定評のある名コンビの手腕に期待しましょう。カジノの女ディーラーをめぐって、ジェジュンとシワンが恋の火花を散らすのにも注目です。兄弟がひとりの女性をはさんで対立する、韓流ドラマ定番中の定番の三角関係であります。

 ところで、ジェジュンがチンピラ役と聞いて、絶妙なキャスティングだなと感じたのは私だけでしょうか。

 約2年前、2012年3月に韓国のゴシップメディアがネットで公開した、ジェジュンがファンに対して吐いた暴言の音声ファイルのことがすぐに思い出されました。音声自体は2009年のものとされ、その当時、ジェジュンはまだ東方神起のメンバーでした。「サセンペン」と呼ばれる、アイドルをしつこく追いまわし、度を超えた行動に出るストーカー的なファンに堪忍袋の緒が切れたジェジュンが、いわゆる四文字ワード満載でファンをなじる、10分ほどのあの音声ファイルです。

 キラキラしたアイドルだったジェジュンのイメージが崩壊し、ファンに大きな衝撃を与えた事件でした。犯罪まがいのトンデモない行動をとるサセンペンを糾弾するジェジュン同情派と、いくらファンがひどいからといえやりすぎだという反対派に分かれ、熱い舌戦が繰り広げられましたが、あの言葉づかいと口汚さはまさに「チンピラ」と称するにふさわしいものでした。

 私が音声を聞いた印象は「この人、ノンストップでよくしゃべんなー」でした。慣れた口調でつらつらと罵り言葉が次から次へと出てくるもんだわーって。不謹慎ですが、人間味のある発言がちょいちょい飛び出すので、途中で吹き出してしまったほどです。ひとりツッコミ的なノリもありましたし。大物のヤクザになりきれない格下のチンピラの道化っぽさとでも言えばよいでしょうか。

 身体のあちこちに入れたタトゥーをこのドラマでは隠す必要もありませんし、もともとヤンキー感のあるタイプなので、思う存分、役柄に没頭すれば、ひょっとして当たり役になるかもしれませんね。ドラマの序盤にはジェジュンがパンツ一丁で町を逃げまわる、ファン垂涎のシーンもありそうですよ。

 そういえば、映画『コードネーム:ジャッカル』でも自分をパロディ化したようなトップスターの歌手を演じていました。

 ジェジュンは自己イメージに挑戦することをあまり怖れない人なのかもしれません。「実際のジェジュンもこうじゃないの?」と思われるのが怖くて、私が所属事務所のマネージャーなら出演オファーを断るでしょう。そのチャレンジ精神溢れた選択眼と、自分を自分で笑えるユーモア感覚、個人的には非常に買っているので、ぜひこのドラマで実を結び、有終の美を飾れますように。

 

画像の詳細/上)ジェジュン本人instagramのアイコンが黄色のリボンに。「ひとつの小さな行動が大きな奇跡に」というメッセージ付き。中)パンイチで走る走る! ドラマ「トライアングル」ハイライトシーン。下)『コードネーム・ジャッカル』スペシャルエディションBlu-rayBOX

今週の当番=風田チヌ記者たちに囲まれてのインタビューのさなか、ジェジュンがホテルのボーイが運んできたコーヒーに、グラスの水をちょろっと入れて飲んでいたのを目撃。猫舌なのか? 親近感を覚えた一瞬。

messy

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