昆虫番組第2弾も決定した香川照之の昆虫マニアぶり

5月4日(木)7時0分 NEWSポストセブン

昆虫番組第2弾が放送される香川照之

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 ドラマ『小さな巨人』(TBS系)に出演中の俳優・香川照之の意外な素顔に注目が集まっている。昨年10月、全身カマキリの着ぐるみ姿で案内役を務めたNHK Eテレの昆虫番組が話題を集めた。この番組が先日、再放送され、再び大反響を呼んだ。ドラマでの名演技からは想像できない、香川の昆虫マニアぶりについてコラムニストのペリー荻野さんが綴る。


 * * *

「俳優生活、苦節28年。ようやく本当にやりたい仕事に巡り合いました!!」「ありがとうNHK!!」

 

 4月30日、香川照之はテレビ画面の中でこう叫んだのである。その「やりたい仕事」とは、ドラマでもなく、バラエティーでもなく、クイズでもなく、ズバリ「昆虫番組」であった。

 

 昨年、Eテレで放送され、30日に再放送された『香川照之の昆虫すごいぜ!』。Eテレに俳優の冠番組ができたというのもすごいが、中身はもっとすごかった。

 

 全身黄緑色の着ぐるみに頭にはかなりリアルなカマキリのヘッドを装着した「カマキリ先生」こと香川は、生徒でやはり黄緑色の子カマキリ(子役の寺田心と山内芹那)を前にして「トノサマバッタはいかにすごいか」を情熱的に解説。自ら多摩川の河川敷に出向いて、トノサマバッタ捕獲に出動する。もちろんその姿は黄緑色のジャージにカマキリヘッドの先生そのままだ。草むらでの活動に備えて、私物のグローブと肘あて、膝あても用意するという準備のよさである。


 カマキリ先生がガサガサと動くと、飛び出す昆虫。鋭い目線で「これはトノサマですよ」「(トノサマは)バッタの中で一番跳ぶね」とうれしそうに追い回すカマキリ先生だが、なかなかトノサマは捕まらない。スタジオで子カマキリに捕獲失敗を指摘されると、「カマキリの格好をしていたから警戒された」などと言い出し、「チョアー!!」と威嚇までして子カマから「威嚇してもダメですよ」と呆れられる始末。


 結局、四時間で三匹のトノサマをゲットしたカマキリ先生だが、「本当にやりたい仕事」がそれだけで収まるはずもなく、今度は体長の11倍もの高さを跳ぶトノサマバッタの跳躍力に注目。体育座りして高さ約1メートルの人間が11倍の11メートルまで跳ぶとどんな気分か、「身をもって体験」とカマキリスタイルのまま自らクレーンに吊られてしまった…。


 そもそもこの番組は、香川が民放の番組で「僕はEテレで昆虫番組をやりたい」と熱く語ったことから始まったという。番組タイトルは、『昆虫すごいぜ!』だが、これはどう考えても「香川すごいぜ!」でしょう。この熱意と一途な昆虫愛で、トノサマバッタ編は大反響。続編『モンシロチョウすごいぜ』放送(5月5日)というのも納得だ。よかったね、カマキリ先生。


 そして同じ30日の夜、香川は日曜劇場『小さな巨人』に出演。ここでは大変な展開となった。左遷された所轄署で事件を追う香坂(長谷川博己)の前に突如、「私が総指揮を」「必ず真相を突き止めろ」と部下を引き連れて物々しく乗り込んできた警視庁捜査一課長小野田(香川)。香坂らはさまざまな妨害を受け、決定的な証拠まで隠滅されそうになる。その黒幕はなんと小野田だった!?


 例によって『半沢直樹』以来のダークなアップ顔連発の画面でもひときわ悪役顔の小野田。すごい迫力だ。香坂は「我々を欺いてきた男の本性を必ず暴き出す」と宣言していた。そういえば『昆虫すごいぜ』で香川照之は虫取り網をバサッと振り下ろし、トノサマバッタを「確保〜!」と叫んでいた。ドラマでは自分が「確保」されるのか。見届けなければ。

NEWSポストセブン

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