稲垣吾郎&長谷川博己『半世界』クランクアップ!「自身も深みを増すことができれば」

2018年5月5日(土)16時0分 シネマカフェ

『半世界』(C)2018「半世界」FILM PARTNERS

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阪本順治監督が『団地』に続き挑む完全オリジナル脚本作品『半世界』に出演する稲垣吾郎長谷川博己の撮影現場画像が、このたび初解禁された。併せて、クランクアップのコメントも到着。

■あらすじ
「こんなこと、ひとりでやってきたのか」。山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、突然帰ってきた、中学からの旧友で元自衛官の瑛介から、そう驚かれる。

深慮もなく父から継いだ絋にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の帰還と、もう一人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明に無関心だったことにも気づかされる。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。

本作は、『エルネスト もう一人のゲバラ』、『人類資金』、『北のカナリアたち』たちなどの日本映画界を代表する監督・阪本順治が完全オリジナルストーリーで脚本化。美しい地方都市を舞台に、炭焼き職人の紘(こう)役に稲垣吾郎、故郷に帰還する紘のかつての同級生の瑛介役に出演作が目白押しの実力派俳優・長谷川博己、紘と瑛介の同級生の光彦役に個性派俳優の渋川清彦、紘の妻の初乃に数々の女優賞を受賞してきた演技派女優の池脇千鶴と、映画ファン必見の豪華俳優陣の共演が実現した。

■クランクアップのコメントも到着!
稲垣吾郎
実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです。映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした。自分に欠けている部分とか自分にない役を演じることによってまた新たな自分自身の奥行きがでるような、そうして自分自身も深みを増すことができればいいなと思います。こういう風に見てくださいという映画ではなく観る人一人一人にゆだねることができる映画だと思うのでこれから観ていただいてその反響が楽しみです。


長谷川博己
毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました。
あの炎を見つめていると何か癒されます、不思議ですね。炭焼き職人といった職人という人生もあり、こういう人生だったら自分はどうだったろうと考える機会になりました。


『半世界』は、2019年より全国にて公開。

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