丸山礼、母親の影響でものまね好きに「完全に母が私を作り上げました」 大事にしている教えも明かす
2025年5月5日(月)7時0分 マイナビニュース
●人と比べるのではなく「自分を丸ごと愛すように」
近年女優としても注目を集めているタレント・丸山礼。5月5日からは主演を務めるNHKの夜ドラ『ワタシってサバサバしてるから2』(NHK総合 月〜木曜22:45〜23:00)がスタートする。丸山にインタビューし、活動していく上で大切にしていることや、自身に多大な影響を与えたという母親について話を聞いた。
本作は、2023年に同名の大ヒットコミックを初ドラマ化した『ワタシってサバサバしてるから』(通称“ワタサバ”)の続編。丸山演じる“自称サバサバ女”の主人公・網浜奈美が、私立の有名進学高校の教師となって大暴れ。さらに、有名婚活コンシェルジュの相談所の門をたたき、婚活パーティーでも騒動を巻き起こす。
あきれるほどにポジティブで自分ファーストの網浜を再び演じた丸山。網浜ほどの自己肯定感の高さはなかなか持てないが、自身も自己肯定感を高く保つように心がけているという。
「以前はほかのタレントさんたちと比べてしまうことがありましたが、そうではなく自分のすべてを好きでいたいなと。自分を丸ごと愛すようにしています。もちろん比べてしまうときもありますが、落ち込む度合いが少なくなりました」
そう変われたきっかけを尋ねると「すごい人たちに会いすぎて、この人にはなれないなと。バラエティも椅子が埋まってしまっているので、新しい椅子を持ってきて座るという気持ちがないと、自分の位置は確立できないと思い、人と比べるのではなく、とにかく自分を高めていくという、そこが大事だなと思うようになりました」と明かした。
自分を高めるために心がけていることを尋ねると、表現力などのスキルを磨くだけでなく、その根底として母親の教え「そわか=掃除して笑って感謝」を大切にしているという。
「母から『人生は“そわか”だよ! 掃除して笑って感謝しなさい』と言われて育ちました。部屋がぐちゃぐちゃのときは心も荒んでいるので、なるべく掃除して、笑って、感謝して。どんどん想像してなかった自分に会えていて、そういう場所に連れてきてくださっている方々への感謝も大きいです」
続けて、「私と母はそっくりなんです。声もそっくりで、YouTubeに声だけ出てもらうこともあるんですけど、似すぎています」と母について紹介。「母も人を笑わせるのが好きなので、自分が出た回の再生回数だけすごい気にしています(笑)」と明かす。
●ウィキペディアを母が編集「情報漏洩です(笑)」
ものまね好きになったのも母親の影響だという。
「人の特徴などに気づく鋭い母なので、そういう面はすごく受け継いだのかなと。あの人いつもこうだよねとか、そういう話をしていて、母もいろんな人を真似していました。完全に母が私を作り上げましたね(笑)」
そんな母親は丸山の活躍に大喜びしているそうで、丸山は「うれしいです」と笑顔を見せる。
「夢を追いかける上で母親のサポートなしでは無理だったので。上京したときに家具・家電をそろえてくれたり、お金を出してくれたり。突然娘が芸人になるというのでびっくりしたと思いますが、『やりたいことをやりなさい』って背中を押してくれました」
また、「ウィキペディアを母が編集しています」と告白。「生まれてから高校卒業するまでのウィキペディアの情報は母がめっちゃ編集しているので、そこだけ異様に長い。高校時代の活躍ぶりとか誰にも言ってないことも書いているので情報漏洩です(笑)。まあ、母の愛ですね」と笑った。
母親の影響を大いに受けて育ち、愛情たっぷりに応援してもらっている丸山。「母は偉大です。面白い母に育てられました。ありがたいです」と感謝していた。
■丸山礼
1997年4月1日生まれ、北海道出身。高校卒業と同時に上京し、2016年デビュー。バラエティやドラマ・映画など多方面で活躍。2023年にNHKの夜ドラ『ワタシってサバサバしてるから』で初主演。YouTube「丸山礼チャンネル」も人気で登録者数120万人超を誇る。