『冴えない彼女の育てかた♭』4話 オッパイ、黒パンツ、スケベ台詞、詩羽先輩が攻めすぎています

5月5日(金)20時0分 おたぽる

冴えない彼女の育てかた♭』公式サイトより

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──今週のWebの予告編で宣伝されていたAndroid用アプリ『一択彼女 加藤恵』をDLしてみました。んー、『ラブプ○ス』っぽい。かーずSPの『冴えない彼女の育てかた♭』(フジテレビ系)全話レビュー、今週の4話はシナリオ編のクライマックスですよ※これまでのレビュー。

『冴えカノ♭』は監督は亀井幹太、シリーズ構成・脚本に原作者の丸戸史明A-1 Picturesが制作している青春ラブコメ作品(公式サイト)。オタク高校生の安芸倫也(あき・ともや/演:松岡禎丞)が、幼なじみや学校の先輩と一緒に、クラスメイト・加藤 恵(かとう・めぐみ/演:安野希世乃)をヒロインにしたギャルゲーを作る話です。

■Episode#4「二泊三日の新ルート」

 オープニング前。「さあ、これから『冴えカノ』が始まるぞ」とTVをつけたら、詩羽先輩が倫也に馬乗りしてました。1期12話「波乱と激動の日常エンド」以来の騎乗位、やっちゃってます。いや〜あの時、氷堂美智留(ひょうどう みちる/演:矢作紗友里)を見て羨ましいと思っていたんでしょうか。しかも学校の屋上ですから、青か(ゲフンゲフン)。

 口論から一転して、倫也の部屋でお泊りする詩羽先輩。これまた1期6話「二人の夜の選択肢」以来、一つ屋根の下で夜を過ごすことになりました。先週はみちるや加藤恵、「icy tail」のメンバー3人が泊まってました。端から見ると倫也が女を取っかえひっかえしてるようにしか見えないんですが……。


■詩羽先輩のパイチラ→黒パンツ

 倫也はどちらのヒロインとも結ばれるスーパーハッピーエンディングを提案します。「だったらあなたがそのルートを書けばいいじゃない」と促す詩羽先輩。戸惑う倫也に向かって、詩羽先輩が顔を赤らめながら恥ずかしそうに、


「もう、とっくに混ざってるじゃない。あなたのモノが、私のナカに、入ってきてるじゃない」

「任せてちょうだい。倫理君の手慰み、じっくり手伝ってあげるわ」

 何か一瞬しごくような手のひらの形まで。詩羽先輩のスケベ台詞も今週はマシマシの大サービス。しかもお風呂上がりにワイシャツ一枚で、胸のボタンも留めないから白い肌と美しい谷間もバッチリ。黒ショーツも魅惑的で、月明かりに映える美人の裸体。感謝の言葉しか出てきません。
 前クールでも『クズの本懐』でセックス描写してましたけど、ノイタミナ枠を『ギルガメッシュナイト』にしたいんでしょうか。いいぞもっとやれ。


■詩羽先輩の代償行為が切なくて

 二泊三日でシナリオを完成させた倫也と詩羽先輩。

「これは他の誰にも、あなた一人でも、私一人でも作れない。私たちの、完全オリジナルシナリオ」

 手のひらで目頭を押さえて、静かに泣き続ける倫也。やり遂げた達成感。師匠である詩羽先輩にクリエイターとして認められた喜び。いろんな感情がないまぜになったからでしょう。一方お風呂で、詩羽先輩が流した涙は違う意味を持っています。後夜祭のキャンプファイアーで、恵は詩羽先輩に問います。

「瑠璃って、『恋するメトロノーム』の沙由佳(さゆか)ですよね?」

「そう見えるのはね、加藤さん。二人とも共通のモデルがいるからよ。経験不足で、人付き合いも苦手な作家が一番身近なところから取ってくるしかなかった。根暗で、執念深い、イヤな女よ」
「だから今度こそは、選んでほしかったんだけどね、主人公くんに」

 瑠璃も、沙由佳も、詩羽自身の投影でした。しきりに「瑠璃ルートと巡璃(めぐり)ルート、どっちを選ぶの?」と倫也に答えを求めていた詩羽先輩の本音です。しかし倫也は「瑠璃を選ぶ」とは言ってくれませんでした。倫也にとって詩羽先輩の存在は、

「どれだけ大事にされても、妹だとか、憧れだとか、師匠だとか、いつも特別扱いされて、結局、普通に側にいられない」(原作5巻 221ページ)

 絶対に恋愛対象として見てくれないわけです。せ、切ないわー。倫也がとことん無自覚なところがホント残酷ですよね。詩羽先輩を泣かせまくっている件については、倫也をそのうち弾劾裁判しましょうか。
 そこで詩羽先輩が恵にお願いしたこと。瑠璃に変身した恵が、主人公くん=倫也と一緒にフォークダンスを踊ることでした。これで擬似的に瑠璃=詩羽先輩の恋心を成仏させるという……これ、ドン引く人もいるかもしれません。でも、失恋の決着のつけ方がいかにも「根暗で、執念深い」詩羽先輩らしい。このひねくれた詩羽先輩の執着が、めちゃくちゃ愛おしい。オタクはこじらせた女子が大好きなんですよ。

 ねじ曲がった執念はもう一つあります。詩羽先輩が英梨々のケータイにメールを送った時の署名には「T-AKI UTAKO」。英梨々が詩羽先輩に、このペンネームを言及したシーンが原作に書かれいてます(5巻232ページ)。

「別にこれでクリエイターとして結ばれたとか、作家としての絆は二度と切れることがないとか、そんなメンヘラっぽいこと考えたりしてないわよ?」

「してるしてる思いっきり浸かってる代償行為のくせに!」

 むしろこっちが、詩羽先輩の「手慰み」なのではないかと思うわけです。

(文:かーずSP)

おたぽる

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