レイザーラモンRG あるあるネタ&S・ジョブズネタ誕生秘話

5月5日(月)7時0分 NEWSポストセブン

S・ジョブズのネタを披露するレイザーラモンRG

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バービーボーイズの『目を閉じておいでよ』や石井明美の『CHA-CHA-CHA』など誰もが知る曲に合わせて“あるあるネタ”を披露し、ブレーク中のお笑い芸人・レイザーラモンRG(39才)。“あるあるネタ”といっても、ずっと“○○のあるある言いたい〜”と歌い続け、最後にぽろっとひとネタ“あるある”を言うだけのシュールなネタだが、先輩芸人からも大絶賛されている。人気シリーズ「転機」第4回では、RGに話題のネタの誕生のきっかけを聞いた。


——今年はR-1ぐらんぷりで初の決勝進出と準優勝おめでとうございます。


RG:ありがとうございます。R-1ぐらんぷりは毎年、出場しているんですけど、なかなか決勝まで残れなかったんです。昨年はレイザーラモンとして『THE MANZAI 2013』にも出場して初めて決勝に残ったんで、今年はコンビとしての活動で頭がいっぱいで…。だからピンネタのことまったく考えられなかったんですが、マネジャーから“R-1出ますか?”と言われて、“はい”と答えたものの、新ネタのアイディアが浮かばない状態でした。そんなときにタカ&トシさんがやっている、新ネタを披露するイベントに呼ばれたんです。


 何をやろうかなと家にある小道具を目の前にして、あれこれ組み合わせていたら、丸メガネが出てきたんです。亡くなられた作家の中島らもさんのモノマネを以前やっていた時に使っていたもので、これで作曲家の滝廉太郎ネタができるんじゃないかと思って、あれこれ調べているうちにスティーブ・ジョブズもこんなメガネをかけていたような気がする…と思って、急きょ作ったのがジョブズのプレゼンネタだったんです。


——寿司に使うような海苔をiPadに見立てて、プレゼンするというシュールなネタでした。


RG:はい。自分は丸刈りなんで、メガネをかけたらジョブズっぽくなるんじゃないかと思って。それにジョブズがiPhoneやiPadをプレゼンする様子って、どこかピン芸人向きだったんです。何をプレゼンしたらと面白いか、と考えたときに、以前、ネタで使うために買ったメジャーがあったんです。そのメジャーをジョブズがプレゼンするっていう構図はおもしろいんと違うかなあと思いまして。タカトシさんのイベントでジョブズがメジャーをプレゼンするというネタをやったら、観客にウケた上にイベントに携わっていた構成作家の鈴木おさむさんに“面白いよ”と褒めてもらったんです。R-1でもやったらいけるんじゃないかと思って。


——“あるあるネタ”はそもそもなぜやることになったんですか?


RG:相方のHGが“フォー!”でブレークした時に、先輩から“HGに負けないぐらい強烈なキャラを作れ”と言われていたんです。そんなとき、HGが結婚することになり、披露宴でスーツを着ていたら、ケンドーコバヤシさんから、“市川海老蔵みたいやなあ”とつっこまれたんです。共通点は丸刈りってところだけだったんですが、それから半ば強引に市川AB蔵っていうキャラを作って、当時、海老蔵さんが出ていた『お〜いお茶』とヤマキのめんつゆのCMをパンクロックバンド、ラフィンノーズの『GET THE GLORY』に合わせて歌うってだけのネタをやっていたんです。そうこうしているうちにHGがプロレスで大けがをして半年休むことになり、ぼくひとりでやらないといけない状態になったんです。


——それで、ひとりでの活動が増えていって“あるあるネタ“につながっていくんですか?


RG:そうですね。『リンカーン』(TBS系)で“あるあるネタ”オーディションがあると知り、受けることにしました。AB蔵をやっていたから、やるなら歌舞伎ネタだろうと思って、考えたのが、亡くなられた中村勘三郎さんのことを昔の勘九郎さんと呼んでしまうことだ!と思いつき、ひとネタ作りました。でもラフィンノーズの曲だと合わないなと思い、“茶”とか“おーい”が出てくる歌は何かないか、と探したところ出てきたのが石井明美さんの『CHA-CHA-CHA』。


 この曲に合わせて、“あるある言いたい”を連呼し、なかなか“あるあるネタ”を言わないというギャグをやったらウケて、番組に出られることになったんです。番組ではダウンタンさんやさま〜ずさん、キャイーンさんたちに“はよ、あるあるネタ言えや”とつっこまれて…それからRGの“あるあるネタ”が誕生したんです。


——“あるあるネタ”はダウンタウンら名だたる芸人から認められて生まれたネタだったんですね。


RG:いろんな人に助けられました。4年ほど前にケンドーコバヤシさんと宮川大輔さんと目黒の焼き鳥屋さんで食事していたときに、おふたりから“なんかあるあるネタをやってみろ”と言われ、とっさに目の前にあった手羽先で“あるあるネタ”をやったら、ケンコバさんも大輔さんもおなかを抱えて笑ってくれて。


 ケンコバさんには年末の関西番組『八方・今田楽屋ニュース』(ABC)でネタを披露するチャンスをもらえ、そこでAB蔵の格好をして“手羽あるある”をバービーボーイズの『目を閉じておいでよ』のメロディーにのせてやったら、今田耕司さんから“どんな心臓してんねん、かっこええ”と褒めてもらい、先輩芸人も腹よじれるぐらい笑ってくれたんですよ。あれはものすごくうれしかったですね。


【レイザーラモンRG】1974年6月8日熊本県生まれ。学生時代にプロレス同好会でHGこと住谷正樹と知り合い、お笑いコンビ『レイザーラモン』を結成。コンビとしての活動のほか、ピン芸人として歌に合わせ「〇〇あるある早く言いたい〜」を歌い続ける、あるあるネタでブレーク。ツイッターのアカウントは@rgizubuchi

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