AI地震予測 全国警戒エリアマップ2018年4月最新版

5月5日(土)7時0分 NEWSポストセブン

AI地震予測による警戒MAP

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 村井俊治・東大名誉教授が会長を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)が、この3月から実用化したAI(人工知能)による地震予測。本誌・週刊ポスト3月12日発売号に掲載した第1回予測は大反響となった。今回はその「最新版」をお届けする。


 AIに2005年〜現在までの電子基準点データをすべてインプット、最新の電子基準点の動きと照合して、村井氏の理論をもとに異常変動を察知。地震発生リスクを割り出す。


 同予測は全国を30か所に分けて予測する。「震度4以上の地震が3か月以内に発生するリスク」を0〜5の6段階評価で分析した。


「予測対象は震度4以上ですが、レベル4〜5は震度5以上の大地震になる可能性も高いゾーンといえます」(村井氏)


「レベル5(極めて高い)」となったのは、東北地方太平洋沿岸の3つのゾーンと九州北部ゾーンだ。各エリアの代表的な電子基準点は岩手、仙台、日光、熊本となっている。


 首都圏にほど近い伊豆諸島、九州全域から中国地方西部が次に危険度の高い「レベル4」となっている。各エリアの代表的な電子基準点は三宅、萩(山口)、福岡、鹿児島だ。


「過去のデータから伊豆諸島で大地震が起こった場合に都心にも大きな揺れをもたらすことがわかっています。首都圏でもレベル5、レベル4と同様の警戒が必要です。4月9日に震度5強の地震が起こった島根県西部も、萩ゾーンの中に含まれている。引き続き余震に注意すべきでしょう」(同前)


 このほか、釧路、三石(日高)、青森、秋田、長野、横須賀、伊良部が「レベル3」となっている。


 村井氏は「AI予測はいまだ発展途上だが、今後もトライ&エラーを繰り返し精度を高めていく。来年には自信をもって『完成版』といえるものを世に送り出したい」と語っている。


●AI地震予測とは

 2018年3月18日〜24日の電子基準点の変動(上下動、水平方向の動きなど)をもとに、AIが過去12年間のデータと比較して地震の発生リスクを算出。JESEAでは全国を30のエリアに分け、震度4以上の地震が3カ月以内に起こる可能性(警戒レベル)を6段階に分けて評価した。


●JESEAでは毎週水曜日にスマホ・PC用ウェブサービス「MEGA地震予測」(月額378円)で情報提供している。詳しくはhttp://www.jesea.co.jp


※週刊ポスト2018年5月4・11日号

NEWSポストセブン

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