側溝、おむつ、全身タイツ…日本最大級の"フェチの祭典"に潜入取材!

5月7日(月)10時0分 AbemaTIMES

 先月29日、都内某所にある何の変哲もない雑居ビルにできていた大行列。男女合わせて100人はいると思われる行列の先は、たくさんの人で大混雑していた。

 中に入ってみると、お尻丸出しのお姉さんを撮影するカメラ小僧、バニーガール姿・マスク姿の美女、さらに踊りまくる全身タイツ姿の集団が。ここは日本最大級のフェチの祭典「フェチフェス」。2013年に始まり、今回で13回目となる超人気イベントで、SM系、コスプレ系、グッズ販売、写真撮影、フェチ体験など、約100のブースが出展されていた。

 フェチとは「フェティシズム」の略で、異性の身体の一部や所持品などに異常に執着を示すことだ。起源は古く、15世紀後半にポルトガルの商人がアフリカで鳥の羽や貝殻を崇拝している姿を見て、信仰の対象物を魔術や呪術を意味するポルトガル語"フェティソ"と呼んだ。諸説あるが、この言葉がフェティシズムの起源と言われている。実は今、こうした"フェチ産業"が大躍進中だという。経済効果は180億円とも言われる。

■側溝フェチ、単眼フェチ、おむつフェチ…

 学生服姿の絹彦さんと天狗姿のてんぐちんさんは、それぞれ"いじめられ屋"と"いじめ屋"だ。2000円を払えばビンタをさせてくれる絹彦さんは「リョナ系と呼ばれるもので、お芝居の少年役で先生に怒られたり、暴行されたりする演技の時に気持ちいいと気付いてしまって、それから」と話す。

 他にも、タイトスカートを履いた女性を下から撮影する男性の姿も。「側溝フェチだ。1年ぐらい前に側溝の下に潜り込んでパンチラを盗撮して捕まった人がいたが、合法的にそういうことができたらなと思った」と出展者は説明する。撮影していた男性は「捕まらなければやってみたいと感じる。街でやると捕まっちゃうので」と語る。

 手錠、首輪など、会場には出展者以外にも様々なフェチの人がいた。おむつフェチだという男性は「履くのも履いている人を見るのも好き。履いたら分かる。あの気持ちよさと安心感と、"ここに出してもいい"という感動。みんな履けばいいのに」と独自の世界観を披露した。

 さらに、「単眼フェチ」という集団もいた。「単眼というジャンル。単純にかわいいと思って。最近の女の子はみんな目を大きく加工する。その集大成。ゴール。こうなりたいの、女の子は」とその魅力について語る。

 会場で最も人を集めていたのが、カラフルな全身タイツ、通称"ゼンタイ"に身を包むことに快感をおぼえる集団「トウキョウゼンタイクラブ」だ。メンバーの一人は「布と布が擦れ合ってすごい気持ちいい感触になっている」。

 全身タイツを着るのが恥ずかしい人には、簡単に"ゼンタイ気分"を味わえる装置も用意されていた。ゴムで覆われたボックスに入り、空気を抜くことで"人間真空パック"を作る。「潰されて、圧迫されてそれで触られると不思議な感覚」と体験者。


■仮想通貨で新しいコミュニティの形成も

 来場者からは「女装が好き。何ならこれで普通に歩きたい。でもそれはさすがに怒られるから、共感はしなくてもいいから理解してほしい」「私はかわいいと思ってやっているのでみんな許容できるといいなと思う」「フェチが恥ずかしいものという捉え方ではなく、自分の好きなものというプラスの捉え方で表現できるものであってほしい」と、互いの好みを認め合う前向きな声が聞かれた。

 「フェチ東京」代表の新井秀美さんは「ここ20年くらいで時代が変わったと思っている。それまで"自分はおかしいんじゃないか"と思っていた人が、インターネット上で趣味の合う人を見つけられるようになった」と話す。

 フェチのための仮想通貨を作っているヒンメリさんは心臓・心音フェチだ。「心臓にはその人の感情が隠せず出る。緊張や興奮で速くなる。病気だったら不整脈が出たりするし。それがあって生きている。そういうところに魅力を感じるし、性的に興奮する。むしろそれでしか興奮しないというくらい」と説明した。

 新井氏は「ヒンメリさんがやっているような仮想通貨やブロックチェーンなどの技術で、新しいコミュニティが形成できてくる。色々なことにチャレンジしてほしい」と語っていた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


▶放送済み『AbemaPrime』の映像は期間限定で無料視聴が可能。

AbemaTIMES

「側溝」をもっと詳しく

「側溝」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ