バーが閉まりかける時間になると異性が段々魅力的に見える

5月7日(日)16時0分 NEWSポストセブン

バーが閉まる時間に異性が魅力的に見えてくるとの研究結果が

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 恋人がいない人急増、生涯未婚率も過去最高——そんななか色と欲におぼれた山辺節子容疑者(62才)。『ティファニー』のリングで一発ノックアウトの渡辺謙中川俊直前政務官(47才)…。これらを「バカ」の一言で片付けられない“理由”とは? 動物行動研究家の竹内久美子さん(60才)、ネットニュース編集者の中川淳一郎さん(43才)、精神科医の片田珠美さん(56才)に聞いた。


 よくも悪くも、昨今の炎上事件や不倫スキャンダルは、スマホの存在が問題を拡大していった側面が大きい。そのスマホを使った子育て「スマホ育児」が、ママたちの間ではやっているが、これが子供の脳を退化させると指摘されている。睡眠障害を生み出し、記憶力を低下させ、ストレスからうつ病を発症するというのだ。


中川:本や新聞など活字と違って、例えばニュースでも、スマホで検索すると、勝手に過去の履歴からその人に合った記事を選んできてくれるんですが、これが、知識が増えないと指摘されているゆえんです。スマホ脳とかネット脳といわれますが、信じたい情報だけを信じるようになる。ただ、賢く活用すると、こんな便利なものはないけど。


竹内:ちょっと話がずれちゃうかもしれないんですが、私は、ネット時代になって助かっています。論文が、あまり新しくなければ大学図書館に行かなくても自宅でただで見られますし、ある論文を引用している論文も次々とその場で閲覧できます。それはありがたい。


中川:趣味とか仕事に使えばいんですよ。炎上やけんかをするために使っている人は、ただ時間泥棒されているだけという状況なんですから。あとは酔っ払っている時にSNSをアップするのはよくない。朝起きて、「まずいことしてしまった…」っていうのがありますからね。


竹内:酔っ払ってなくても夜はやめた方がいい。夜の精神状態は昼間と全然違うんですから。私も原稿を書いていて、朝、起き抜けの頭で見ると、夜の原稿は全然ダメなことを書いていることがあります。


片田:判断力が違いますよね。


竹内:こういう研究があるんですけど、バーが閉まりかけの時間が近づくと、だんだん異性がチャーミングに見えるっていうんです。店は午前1時に閉まるのですが、9時、10時半、0時と3回に分けて異性の魅力を評価させるんです。もちろん遅い時間帯ほどそれまでに飲んだお酒の量が増えるので、その影響も考えなくちゃいけないんですけど、バーに仲間と一緒に来ている運転手役で酒を飲まない人々でも同じ傾向だったので、酒は関係ないことがわかりました。とにかく0時に評価させたときに異性の魅力はマックスになりました。きっと成果なしで帰らないための心理でしょう。


 朝起きたら、「え、なんでこの人と…」というのは、そういった影響があるんです。


中川:ぼくも夜7時くらいから女性と飲んでるとき、夜11時を過ぎると確かに相手の顔が変わってくるように思います(笑い)。あちらさんの顔が、肌がつるっとしてきて、すごくやさしそうに見える(笑い)。あぁ、なるほど、夜は人を狂わせるんですね。



片田:夜は眠るに限るんです。寝ないと頭が働かないのに、日本人は、寝ることへの罪悪感がありますよね。


中川:逆に東大生はよく寝るっていいますよね。


竹内:そうなんです。息子3人と娘さんを東大理IIIに合格させたお母さんも…。


片田:佐藤ママね。


竹内:子供は10時間寝させるって言ってて、この人はわかってるって思いました。起きている間はずっと集中させて、ご飯を食べながらでもお母さんが質問をするんですって。


——フェイクニュース——トランプ大統領が、自身に関する報道が情報操作されていると発言したが、それは私たちの間でも日常的に起こっている。


中川:森友学園の問題は、自民党を倒す手段に目的が変わってしまいましたね。本来は国有地の譲渡方法とか、助成金とかが大きな問題なのに、いつのまにか問題の全体像が把握できず、これは情報操作されているといえます。都合のいいことだけ切り取って出されているということは非常に危険で、それに気づくには、やはり個々人が明確な基準を持つことが大事だと思います。


片田:ママ友だとか、職場とか、身の回りでも、そうですよ。人間は嘘をつきますから、相手の話をうのみにするのではなく、この人はなぜこんなことを言うのかを、騒ぎ立てず、静かに観察する。そのなかで、時には自分がターゲットにされることもあるでしょうが、基本的には嵐が過ぎ去るのを待った方がいい。ただある程度闘う覚悟も必要だと思いますよ。


竹内:例えばシャコは定期的に脱皮しますが、最大の危機は脱皮直後の3日間。体もはさみも柔らかいので、本当に闘ったら負けることは火を見るより明らかなので、はさみによる脅しだけにとどめておきます。体とはさみが硬くなったら、はさみで攻撃します。そして脱皮直前にははさみでの脅しと直接の攻撃の両方を行い、他のシャコたちをおおいにビビらせておくのです。


 時と状況に応じてパフォーマンスするということを、動物は明快に教えてくれます。だまし、だまされるのは世の常なんですから、まんまと引っかからないように、相手を見て簡単に心を許したり、知ったかぶりをしないようにしないと、なんて人間はおめでたいことかと動物たちはあざ笑うと思いますよ。


※女性セブン2017年5月11・18日号

NEWSポストセブン

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