「好きな男性アナランキング」ポスト桝の有力候補とは?

5月7日(日)7時0分 NEWSポストセブン

青木源太アナがMCを務める『PON!』(公式HPより)

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 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、恒例の「好きなアナウンサーランキング」について考察。


 * * *

 当たり前のことだが、視聴率がいいということは、それだけ見てもらえているということ。在京局では日本テレビが独走中で、最新の「好きなアナウンサーランキング」(ORICON STYLE調べ)では、男子も女子も日テレの局アナがトップだ。


 昨年12月に発表された「好きな女性アナウンサーランキング」の第一位は水ト麻美アナで4連覇中。「男性アナウンサー」では、桝太一アナが5連覇を達成し、殿堂入りした。


 実は、他誌でも不定期で発表される、いくつかの「アナウンサーランキング」を気にしているのは局アナやフリーアナだけではない。


 アナウンス室長はもちろん、制作ディレクターやプロデューサー、そして幹部らも、自局のアナウンサーがベストテンに全く入っていないと、「不安になる」と口を揃える。


 その“不安”は、男子、女子共にトップに輝くアナが居る日テレも同様だ。あるプロデューサーが言うには、「桝は殿堂入り。水トも今年1位になれば殿堂入りです。ウチは、“その次”がなかなか見つからない」と。


 確かに、女子アナでは、水トアナが、人気、知名度共に抜群で、大きな仕事は彼女に集中していると言ってもいい。


 御存知のとおり、水トアナは、「ぽっちゃりアナ」「大食いアナ」で売っている、女子アナには珍しいタイプ。現在、同局の若手には、学生時代に人気ファッション誌の専属モデルや、読モだったという経歴をもつ“美形”が多いのだが、「ぽっちゃり」「大食い」という水トアナの“絵ヂカラ”のほうが勝っているというのが現状。局の関係者は、真剣に「水トの次」になれるスター女子アナを探し、育てていると聞く。


 では男子アナはどうなのだろうか。


「桝は『ZIP!』があるし、特番含め、大きな番組の司会はすべて桝にオファーがいくといってもいい」(同局関係者)

「つまり、それ以外の番組は、声をかけても出てもらえないということ」(制作ディレクター)


 ちなみに、昨年12月に発表された最新のランキングで、第6位にランクインしたのは、辻岡義堂(ぎどう)アナ。「汗かき」のため、スーツのポケットからハンカチを出し、汗を拭く姿がおなじみの、「ハンカチ王子」ならぬ「ハンカチアナウンサー」だ。


 アナウンサーをいじりながら確実に育てる中山秀征がMCをつとめる『シューイチ』で人気を博し、阪井あかねによるナレーションでも「義堂ちゃん」と“ちゃんづけ”で呼ばれながら、汗だくでインタビューをしたり、リポートをしたりする姿が視聴者に愛された辻岡アナ。



 現在、「ズームイン!!」のワードを唯一残す、『ズームイン!!サタデー』のメインを務めているということは、局内で大事にされている証拠。徳光和夫福留功男、福澤朗、羽鳥慎一ら、「ズーム」アナウンサーのスピリットを受け継ぐ者として、今後のアナウンサー人生も順風満帆であるに違いない。


 話は逸れるが、件の『シューイチ』の新レギュラーとして加わったのは、上重聡アナだ。「(中山)秀ちゃんが上手にいじってくれていて、上重も吹っ切れたみたい」(他番組のプロデューサー)、「新たな展開があるかもしれない」(他番組のディレクター)と期待の声が上がっている。力量もキャラクターもある上重アナだけに、今後に注目したい。


 そして、最新のランキングの第9位にランクインしたのが青木源太アナだ。2014年には『スッキリ!』の企画で、森圭介アナ、藤田大介アナらと共にCDデビューを果たしている。ヒャダインこと前山田健一氏の書き下ろしによるサラリーマン応援歌だった。


 プロジェクト立ち上げから彼らに密着していたVTRを見る限り、歌やダンスのセンスが一人だけ図抜けていたのが青木アナ。理由は、「自分でチケットを買ってコンサートを観に行く」ほど大好きなジャニーズの“カラオケ”で鍛え上げていたからである。


 だが、番組以外では全くと言っていいほど話題にならず、翌年、青木アナは『スッキリ!』を卒業し、『PON!』のMCとなった。


 オンエアされているのは関東地区と東海地区(中京テレビ)。全国ネットの『スッキリ!』から“ローカル”の『PON!』への異動は、青木アナにとって「出世」なのか「降格」なのか、私にはよくわからず、声をかけるのも憚られた時期があった。


 が、エンタメ情報がメインの『PON!』で、青木アナは水を得た魚のように活き活きと進行。ついには「ジャニッPON!」なる、ジャニーズ情報に特化したコーナーまで設けられ、当然のことながら青木アナが毎回、ウキウキしながら仕切っている。


 ジャニーズの多くのアーティストも、青木アナのジャニーズ愛を知っていて、“ファン丸出し”の言動に引いたり喜んだり…。


 これが女子アナや女性リポーターだったら、そうはいかぬだろうが、男性であり、イケメンでもある青木アナにはファンも概ね歓迎ムードで、青木アナがコンサート取材に出向くと、大歓声があがったり、人だかりができるほどなのである。



 Hey!Say!JUMPのコンサートでは、リポーターらと共に“囲み取材デビュー”も飾った青木アナ。


 同コンサート中は、アルバム曲までをも完コピし、振付も完璧な青木アナの席を振りむいたり見上げたりする女性ファンも多かった。


 昨年、ベストテン入りを果たした青木アナに「おめでとう!」と声をかけると、「ジャニーズのファンの皆さんの“お力”を感じました」と、“ジャニーズ票”を自覚していたが、「そこまで話題になるのは立派」と局内では高評価。


 辻岡義堂アナと共に、「桝の次」として青木源太アナの名前も挙がっているのだから、たいしたものである。


 日テレのみならず、アナウンサーが売れるためには、視聴者人気はもちろんのこと、「アナウンス室」と「番組制作陣」との連携も大切だ。つまり、制作陣が名指しでオファーをしても、アナウンス室の“上”からOKが出なければ、出演には至らない。


 アナウンス室が「一人に集中させないように」と配慮して出してきたアナが“結果オーライ”でブレイクした例もゼロではないが、両部署がうまく連携できるときのほうが売れっ子アナは生まれる気がする。


 果たして、“殿堂入り”桝太一アナに続くのは辻岡義堂アナなのか、青木源太アナなのか。はたまた上重聡アナの巻き返しがあるのか?


 いずれにせよ、“次”なる候補が、いい仕事をしている日本テレビの男子アナは安泰。女子アナも、水ト麻美アナの“次”の発掘が待たれる。

NEWSポストセブン

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