『カメラを止めるな!』 フランス・リメイク正式決定 ─『アーティスト』監督が手がける、2022年日本公開

5月7日(金)8時0分 THE RIVER

カメラを止めるな!

日本を含めて世界中で一大旋風を巻き起こした上田慎一郎監督による映画『カメラを止めるな!』(2018)が、フランスでリメイクされることが正式発表された。2021年4月19日より、フランス・パリ郊外にて撮影が開始しており、日本公開は2022年予定だ。

『アーティスト』(2011)『グッバイ・ゴダール!』(2017)などのミシェル・アザナヴィシウス監督の手により、『Final Cut』というインターナショナルタイトルにて映画化される本作では、ゾンビ映画の撮影が予期せぬ出来事に直面し、大惨事と化していく物語が描かれるという。低予算作品の撮影を無事に完遂させるために唯一力を注ぐ監督(ロマン・デュリス)は、うんざりした様子の製作陣や映画に無関心な俳優たちを奮い立たせようとするが、本物のゾンビたちの到来によって撮影が妨害されてしまう。

2018年に都内2館公開から始まった『カメラを止めるな!』は、有名人の出演もなく、ネタバレ厳禁の内容ながらも、斬新で衝撃的な内容が高い評価を得て、連日満席が続出。クチコミからさらなる話題を呼ぶと、公開劇場が続々拡大し、その規格外の人気は、さまざまなメディアでもこぞって取り上げられほどのものだった。社会現象化した同作は最終的には、公開館数350館以上、動員数220万人超え、興行収入は31億円を突破するという異例の大ヒットとなったのである。

その人気は世界でも注目され、『ONE CUT OF THE DEAD』という英題で海外公開された。その中でもフランスでは、「KINOTAYO 現代日本映画祭」で上映されるや、観客投票で決定される最高賞、ソレイユ・ドールを受賞。2019年3月からは劇場公開もされ、絶大な評価とともに大きな話題を呼んだ日本映画として映画史に刻まれた。

このたび監督を務めることになったミシェル・アザナヴィシウスは、監督・脚本・編集を手掛けた『アーティスト』にて、アカデミー賞作品賞・監督賞をはじめとする5部門を獲得し、その名を世界中に知らしめた映画界を代表する監督だ。リメイク版の出演者には、『真夜中のピアニスト』(2005)や、『タイピスト!』(2012)などのロマン・デュリスのほか、『あの日の声を探して』(2014)ベレニス・ベジョ、『グッバイ・ゴダール!』グレゴリー・ガドゥボワ、『燃ゆる女の肖像』(2019)ルアナ・バイラミ、『青い欲動』(2015)フィネガン・オールドフィールド、『REVENGE リベンジ』(2017)マチルダ・ルッツらが名を連ねている。ミシェル・アザナヴィシウス監督の娘、シモン・アザナヴィシウスの参加も決定済みだ。

上田慎一郎監督のコメント

カメラを止めるな!

話を聞いたのは去年の秋頃でした。フランス版リメイク!?監督は『アーティスト』のミ、ミシェル・アザナヴィシウス監督!?ワクワクが止まりませんでした。脚本を読んでワクワクは更に増しました。アイツはこんなキャラになるんだ!あの台詞こう変わるんだ!うお、こんな展開も!大興奮で読みました。映画は、お国柄や国民性が色濃く出ます。カメ止めが、フランスの地で、フランスの方々によって創られる事でどう生まれ変わるのか?今から楽しみでなりません。カメ止めは「ものづくりの楽しさ」を描いた映画でもあります。創り手の皆さん自身がものづくりを思いっきり楽しんで撮影して頂ければ嬉しいなと思います。よろしくでーす!

ミシェル・アザナヴィシウスのコメント

カメラを止めるな!

『Final Cut』の撮影開始に本当にワクワクしています。オリジナル作品の素晴らしいコンセプト、夢のような出演者たち、そして陽気でやる気満々のスタッフが揃って、この愛すべき映画を作れることに興奮しています。まさに映画を撮ることについての作品でもありますからね!

カメラを止めるな!

『Final Cut(英題)』は、2022年に日本公開予定。


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