壁の隙間に落ち20年…父の“ヘソクリ”救出なるか? 「取り出した者に全額やる」はずが家族争奪戦に?

2025年5月8日(木)14時30分 ABEMA TIMES

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が5月2日に放送され、“過去に父親が隠したヘソクリ”をめぐる家族の奮闘が描かれた。

【映像】壁の隙間に落ちてしまった“ヘソクリ”の姿

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「20年前に消えた父のヘソクリ」は、静岡県の男性(30)から寄せられた次のような依頼だ。

『先日、鹿児島の実家に帰省した時に、ふと客間に眠るお宝のことを思い出しました。それは父のヘソクリです。小学生の頃、父が客間に飾った絵画の裏にヘソクリを隠そうとしたところ、そのヘソクリが壁の隙間に落ちてしまったそうです。父は諦めて「取り出したものに全額やる」と言い、なんとか取り出せないかと奮闘したものの、どこに落ちたかも見えず、結局取り出せずじまい。あれから20年以上が経ち、未だにヘソクリはその隙間に入ったままです。探偵さん、どうかこのヘソクリを取り出してもらえませんか』

 麒麟・田村裕探偵が依頼者の元へ。依頼者の父に聞くと、お小遣い制の中で貯めたヘソクリで、金額は「7万円」だと明かす。また、「取り出したものに全額やる」という発言については、「ワシのもの」「依頼者」「バレた人が悪い。私のもの」とそれぞれが権利を主張する。また、父親は「テレビ」、母親は「高級炊飯器」、依頼者は「結婚資金」と、その使い道についても語った。

 早速、壁の隙間にファイバースコープを差し込んで見てみれば、次女の名前が書かれた集金袋を発見。これがヘソクリを入れた袋で、「何に入れてんねん!」「最低や」「娘にも権利が出てきた」などのツッコミが相次ぐ。

 在り処がわかったところで、スコープの先に両面テープを付けてみたり、封筒に近い床の隙間をのこぎりで広げてみたりするも、ヘソクリは取れない。

 そこで大工を招聘すると、「ここ(床)を切らないと」とのこと。あっという間に電動ノコギリで作られた隙間から、依頼者が再度両面テープ付きの棒を差し込むと、見事“集金袋”を取ることに成功した。

 しかし、本題はここからで、ヘソクリの所有権は“勝者総取り”のじゃんけんに委ねられることに。メンバーは依頼者、父、母、長女の夫、次女代わりの田村探偵の5人だ。

 父親が1人負けで早々に脱落すると、依頼者と長女の夫が負け、母と田村探偵の一騎打ちに。重責に田村探偵は「できたらお母さんに勝ってほしい!」と叫ぶ。緊張が走る中、田村探偵のチョキに対し、母親はグーで勝利し、高級炊飯器の資金を手に入れたのだった。

 なお、父親だけが「悲しい」と不満げで、田村探偵は「家とお父さんの心に穴が開きました」という一言で締めていた。

ABEMA TIMES

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