「お金なんか要らない」ハズのさくら夫人、やしきたかじんの遺贈を返還要求はなぜ?

5月8日(金)18時30分 messy

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 昨年1月に他界したやしきたかじん。死後には、たかじんと彼の三度目の結婚相手であるさくら夫人の純愛の日々を綴った百田尚樹氏によるノンフィクション『殉愛』(幻冬舎)が発売され、大きな話題になった。同時に、さくら夫人の過去やたかじんの遺産の行方などが取り沙汰されるようにもなり、さくら夫人と百田氏は反論を重ねてきたが、彼らの“疑惑とウソを徹底解明”した『百田尚樹「殉愛」の真実』(宝島社)が今年2月に発売されている。こうした騒動の中で、さくら夫人へのバッシングは過熱し、それが原因で彼女が心身ともに衰弱しているとの話まであった。

 4月にはたかじんの長女がさくら夫人に対して、法定相続人が遺産を受領した人物に法的に定められた最低限の割合額を請求できる「遺留分減殺請求」を行使する際に見解相違が生じたとして、訴訟を起こしている。たかじんの遺産をめぐる争いの中で、さくら夫人にはすっかり「銭ゲバ」のイメージがこびりついた。

 そしてまた、ここにきて新たな事実が発覚した。たかじんからの遺産の一部である2億円が寄付されていた一般社会法人「OSAKAあかるクラブ」に、さくら夫人が「遺贈を放棄して欲しい」と返還請求。同法人が公式サイトで発表したものだ。生前、たかじんが理事長を務め、遺言により彼の遺産から大阪のために頑張ってくれた人を表彰する「たかじんメモリアル」の設立と運営のための2億円だったはずだが、さくら夫人はその設立を「私が新法人で行う。その資金にするのでOSAKAあかるクラブには遺贈を放棄して欲しい」と申し出があったそうだ。



 「OSAKAあかるクラブ」は、いったんはそれを了承した上で新法人におけるOSAKAあかるクラブの役割や、遺贈金を放棄した場合の新法人での2億円の使途などに関する合意文書を取り交わすことを提案したが、さくら夫人がそれに同意することはなかったという。

 ちなみに同法人は、今年4月に行われた記者会見時にさくら夫人からの遺贈返還要求はなかったと話していたが、それは不正確なものだったとのこと。この会見後、『殉愛』の著者でさくら夫人の熱烈支持者である百田氏は自身のTwitterで「報道は若干事実と異なるところがあるが、さくら氏の名誉が一部回復されたのはたしか」と綴っていたが、今回の発表に関してはいまのところノーコメントである。また、百田氏は「一般社団法人が寄付を受けると税金がかかる。OSAKAあかるクラブには形式上いったん遺贈を放棄してもらい、さくら氏が相続してから基金を立ち上げたほうが相続税がぐっと減る」とも主張していた。

 それにしても、さくら夫人はたかじんとの婚姻期間中、生活費の余剰を「100万円ずつまとめてリボンでくるみ」受け取ったり、クリスマスや誕生日に300万円の現金をもらったりしてきたという。『殉愛』で繰り返し「お金なんか要らない」とアピールしている彼女であるから、これ以上遺産のことで揉めないようにと考えてもおかしくなさそうなものだが……。

 たかじんの死から1年以上が経っても様々な新事実が発覚し、事態はあらぬ方向へ向かうばかり。たかじんも、まさか自分の死後にこんなトラブルが勃発するとは思いもしなかっただろう。多くの人々に愛された故人の思いが尊重される日は来るのだろうか。
(ルイコスタ松岡)

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